逆サプライズ ページ16
"目、瞑れ"と少々強引に玄弥に瞑らされ、
善逸に手を引かれて歩いた。
「ねー、まだぁー？」
善逸「開けていいよ」
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「！！！！！！」
ゆっくりと目を開ける。
するとそこには、壮大な夜景が広がっていて、
その中心には、
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エメラルドグリーンの浴衣を着た無一郎。
無一郎「おかえり、A」
無一郎の浴衣姿は何年ぶりだろうか。
きっももう何百年ぶりだ。
「うっ…((ｸﾗｯ」←
無一郎「A！？」
浴衣の襟元から覗く鎖骨。
浴衣の袖から出る腕。
どこからともなく溢れ出す無一郎の色気にやられて、
私は目眩がした。
宇髄「ほーらお嬢、早速倒れ込んでんじゃねーぞ、浴衣着て花火、時透の誕生日にやりたかったんだろ？」
「そーですけど…私は準備する側じゃ…ってか私のサプライズ計画では無一郎には内緒でって…！！」
有一郎「本当、うるさいなぁ、バレちゃったんだからしょーがないでしょ」
「いやバレたって…有一郎くんが連れ回してくれてたのでは…？？？」
有一郎「街で遊んでたらちょうどケーキ買いに来た雛鶴さんたちに会ったんだよ」
雛鶴「ごめんねぇ、まさかあんなとこで会うとは思わずに」
有一郎「で、計画のこと話したら無一郎が逆サプライズをしようって…で、なんでそんなにむくれてるわけ？」
「だって！！！！！
無一郎の誕生日だよ！！！
私がサプライズしたかったのに…ってか、私がしなきゃいけなかったのに…。
誘拐されるわ英語は話せないわみんなに心配かけるわ助けてもらうわ、サプライズまで…。
私全然みんなにお礼できてない…てか迷惑しかかけてないよ…元柱なのに…」
自分が情けなくて、目から涙が溢れ出す。
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無一郎「…A」
無一郎が私の名前を呼び、その手で私の頬を優しく包んだ。
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月影美國(プロフ) - お正月編めっちゃおもしろかったです！ (2022年8月1日 22時) (
レス) @page24 id: 78f9c276ca (このIDを非表示/違反報告)
アマリス(プロフ) - 可哀想に、夢主。ここまで苦しんできて、こんな時まで思い出してもらえなくて。結局、無一郎にとって夢主は、どうでもいい存在だったんですよ！大事な約束を忘れてもいい、どうでもいい存在だったんですよ！！ (2022年7月26日 10時) (レス) id: 7d0074fb6d (このIDを非表示/違反報告)
ぶどう - 完結おめでとうございます!!とても面白かったです(≧▽≦) (2021年3月26日 12時) (レス) id: 87d010c47c (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - Rainさん» 嬉しすぎます！！！ありがとうございます！！！最近更新できてなくてすみません((泣 がんばりますね！！ (2020年7月25日 2時) (レス) id: df4a9c362b (このIDを非表示/違反報告)
Rain - 完結おめでとうございます！1日で面白くて最初の話から読んでしまいました！ 善逸とむいくんが推しだからすっごく楽しく読ませていただきましたこれからもりこさんの作品を応援します！ (2020年7月10日 21時) (レス) id: 3d2006b17f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りこ
| 作成日時：2020年6月14日 5時
