作戦開始【善逸side】 ページ19
善逸「無惨、お前今何を…」
俺たちの手に重ねられた無惨の手から伝わってくる強い力。
無惨「私の力を2人に分け与えた。
今ならきっと、前世と同じくらいの力量を持っているだろう。
全集中の呼吸もできるはずだ」
善逸「なんでそれをお前が知って…」
無惨「産屋敷に教えてもらったんだよ、前世のことを全て。
私たち鬼相手に、どうやって生身の人間が戦っていたのか。
私がいうのも少し癪に触るかもしれないが…
…すごいな、お前たち人間は」
そういって少しだけ微笑んで見せた無惨。
その表情は後悔の念に押しつぶされそうなのを必死で耐えているようだった。
無惨「私が今与えた力があれば、心配ないだろう。
産屋敷に作戦のことはもう伝えてある。
きっと他の者にも情報は行き渡っているだろう。
まずは少人数で現場の偵察に向かう。
時透、我妻、一緒に来てくれるか」
善逸「俺の名前…」
無惨「…いけなかったか…すまなi((「いや、いいよ」え…」
善逸「また、お館様に聞いたんだろ？」
そういうと、無惨は申し訳なさそうに微笑んだ。
前世で鬼舞辻無惨と戦っていたのが嘘みたいだ。
今目の前にいる鬼舞辻無惨は前世のあの化け物とは全く違う。
大人しく、優しく、謙虚で、
普通の大人の男だ。
…少しだけ、気を許してもいい気がした。
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無一郎「行こう、Aを迎えに」
時透くんの声と共に、俺たちは部屋を出た。
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りこ(プロフ) - 奏音☆色音さん» 生まれ変わったらこうであって欲しいという作者のとんでもない妄想です笑笑 (2020年6月10日 19時) (
レス) id: df4a9c362b (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - 奏音☆色音さん» それなです (2020年6月10日 19時) (レス) id: cf31252f14 (このIDを非表示/違反報告)
奏音☆色音(プロフ) - 無惨が良い人になりすぎて....惚れるわ (2020年6月10日 19時) (レス) id: 9c3c6c7419 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - りこさん» そうしますかwww (2020年6月10日 19時) (レス) id: cf31252f14 (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - 蜂蜜色さん» 惚れちゃってくださいな笑笑 (2020年6月10日 18時) (レス) id: df4a9c362b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りこ
| 作成日時：2020年6月7日 2時
