第３８話 ページ3
すごい攻撃力だったがＥ組の人たちは当たり前にやっていると殺せんせーは言っていた。
なるほどなるほど。このクラスでは当たり前のことなんだね。
「ん〜？A、転校生ちゃんに興味あるの？」
隣の席から業が話しかけてきた。
「まあ、人並み程度には興味あるよ。機械の転校生なんて珍しいからね」
「ふーん」
業は興味なさげに返事をした。興味ないなら聞くなや！
「授業中の発砲は禁止ですよ」
殺せんせーは注意したが自律思考固定砲台さんは
「気を付けます。続けて攻撃に移ります」
と、まったく注意を聞いていないような返事をした。
しかしもっと驚くことが起こった。
自律思考固定砲台さんはさっきと同じ軌道で攻撃をしたが、殺せんせーに一発あてたところだ。
そうだこの転校生は進化する。進化し続けるのだ。
いや、でもさ、、、こんだけ弾打たれたらいったい誰が片付けすると思ってるんだろう。殺せんせーやってくれないかな？
卒業までに殺せる確立は９０％以上らしい。それはすごいんだけどねぇ。
私の、私たちの暗殺を邪魔されたら困るな〜。
そして案の定授業が終わるころには床がＢＢ弾だらけになっていた。
その日、自律思考固定砲台さんは１日中発砲していたのだった。
休み時間のたびに片付けが続いた。
そしてついに翌日事件は起きた。
「朝８時半システムを全面起動・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・拘束を解いてください」
もちろん殺せんせーの仕業ではない。実際にやったのは寺坂君だけど寺坂君がやらなかったら私がやる予定だった。
「さすがに授業中はやめてもらいたいね」
Ｅ組のみんなは口々に言った。
その日の帰り、私は陽斗と自律思考固定砲台さんのことについて話しながら帰った。
「はあ〜、どうしたもんか」
珍しく陽斗が頭を抱えている。
「たしかにずっとこのままって訳にもいかないし、毎日拘束も可哀そうだしね〜」
どうすればいいんだろうか。機械を説得を課は無理だから心理的な話は無理だしどうにかするとすれば物理的にだろうなあ〜。
明日からも続くようだったらなんとかしなきゃ。陽斗に迷惑かけるとか許せないし。
「とりあえず明日にでも烏間先生に相談とか行くか〜」
「あっそれいいね！私もついてくよ！卒業までこれとか耐えらんないし」
ま、卒業なんて待つ前に殺せんせーを殺すけどね！
やっぱり自分の手で殺さなきゃ。
あれ？？？なんだろう、なんか私ワクワクしてる。
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いずみ(プロフ) - ナミネさん» ありがとうございます！！すごく嬉しいです！私も前原くん大好きです！ (2018年9月23日 21時) (
レス) id: 3b465c9efe (このIDを非表示/違反報告)
ナミネ(プロフ) - 陽斗君がメインの小説見た事なかったので、読みました！お気に入りに入れさせてもらいました！続き気になります！ガンバってください (2018年9月23日 21時) (レス) id: 42a08b050e (このIDを非表示/違反報告)
こゆり(プロフ) - でるた。さん» 読んで下さりありがとうございます。私も前原くん大好きですよー！あっほんとですね！指摘ありがとうございます (2018年8月22日 22時) (レス) id: 3b465c9efe (このIDを非表示/違反報告)
でるた。(プロフ) - 前原くんの占ツクがなかなか無くて、こんなお話を探していました！私自身前原くんが大好きなので！アニメが終わって、暗殺教室ブームが消えてしまって寂しかったです笑 これからも頑張ってください！(追伸:烏丸じゃなくて、烏間先生だったと思います！) (2018年8月22日 18時) (レス) id: c534404a24 (このIDを非表示/違反報告)
こゆり(プロフ) - 待ってくださっていたんですか！！ありがとうございます！ (2018年8月5日 12時) (レス) id: 3b465c9efe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いずみ | 作成日時：2018年8月4日 22時
