187話 叫び声 ページ44
大神「…待て、その議論は後だ。
今は不審者の行方を追うのが先だ。」
朝日奈「そうだよッ！
早くしないと犠牲者が増えちゃうって！！
霧切ちゃんとか石丸とか葉隠がいないのも、あの不審者のせいかもしれないんだし！！」
苗木「そ、そうだね。
まずは、不審者をなんとかしないと…」
山田「僕の事はお構いなく…しばらく休んでから合流しますので…」
セレス「わかりましたわ。お大事に。」
大神「では、行くぞ…」
わたし達は保健室を後にした。
《１階 廊下》
朝日奈「…それにしても、あの不審者って、なんで、あんな変な格好してんだろ？」
十神「不毛だな…変態にモラルを求めるなど…」
小白「それで、どうするの？手分けして捜す？」
大神「相手は危険人物だ。何をしてくるかわからん。
ここは…」
セレス「…ッ！！」
十神「…どうした？」
セレス「影です…あの階段の上で影が動きました！」
朝日奈「…本当っ！？」
大神「２階だな？おのれ、もう逃がさんぞッ！」
わたし達はすぐに階段を駆け上がった。
《２階 廊下》
セレス「この付近にいるはずですわ。
手分けして追い詰めましょう。」
大神「だが、無理はするなよ。
何か見つけたら、すぐに叫んで我を呼べ。」
セレス「…ですが、なんて叫べばよろしいのですか？」
朝日奈「なんでもいいよ、そんなの！」
セレス「では…”キャア”でよろしいですか？」
朝日奈「キャアでもドッヒャーでも、なんでもいいって！！
とにかく聞こえるように叫べばいいから！」
セレス「うふふ…ドッヒャーですって。
そんなリアクションは聞いた事がありませんわ…」
朝日奈「あー、もうっ！いいから急いで捜してッ！！
じゃあ、行くよッ！！」
ジェノ「ロボちゃーん！どこに隠れたのー！！
出て来ないと解体しちゃうわよーッ！！」
どこかへと潜んだ不審者を捜し、わたし達は四方へと散開した…
わたしは、図書室を捜す事にした。
《図書室》
う〜ん…ここにはいないみたいだね。
一応、奥の書庫も覗いてみたが、あんな大きなロボが隠れられるようなところもないし…
図書室を出ようと扉に手をかけたところで叫び声が聞こえた。
？「ドッヒャァァァァァーーーーーーッ！！」
小白「ん？今の叫び声は…セレスさんだよね。
上の階……３階からかな？」
わたしは、３階へと駆け上がった。
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如月(プロフ) - リンくんさん» コメント有難う御座います！！更新頻度は不定期ですが最後まで書かせていただきますので楽しみにお待ちください。 (2022年8月21日 2時) (
レス) id: baa1a16761 (このIDを非表示/違反報告)
リンくん(プロフ) - 面白かったです。一気見しちゃいました！これからも無理しない程度に頑張ってくださいm(_ _)m (2022年7月2日 8時) (レス) id: a5a7605112 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 望さん» ありがとうございます(＞＜)そこまで喜んでもらえていたとは！！これからも頑張ります！ (2020年8月9日 2時) (レス) id: baa1a16761 (このIDを非表示/違反報告)
望(プロフ) - 一作目もこの作品もまじで神ですね！いつも更新される度にあまりの嬉しさに叫びながら読んでいます！頑張ってください！ (2020年8月4日 15時) (レス) id: 58b58bd06a (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - やえさん» そう言って頂けてありがたいです！これからも面白いと思ってもらえるように頑張りたいと思います。 (2020年7月16日 19時) (レス) id: baa1a16761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月 | 作成日時：2020年7月9日 20時
