182話 事件発生？ ページ39
わたしは、しばらくの間、食堂で待機していた。
そして…少し時間が過ぎた頃に朝日奈さんが慌てた様子で食堂へと戻ってきた。
小白「どうしたの？」
朝日奈「神澤ちゃん！！
大変なの……娯楽室で……」
小白「娯楽室…？
もしかして娯楽室で何かあったの？」
朝日奈「うん…だから急いで娯楽室に向かってほしい。
私はさくらちゃんを呼んでから行くから…」
小白「わかった。わたしは先に行ってるね。」
そこで朝日奈さんと別れて、わたしは1人娯楽室へと向かった。
《娯楽室》
娯楽室の前まで来ると話し声がした。
わたしはしばらく様子を見ることにした。
苗木「ジャスティス……ハンマー…1号…？」
セレス「そのハンマーで…襲われたのです…間一髪のところで避けたのですが、その際に、転んでしまって…日頃の運動不足が…たたりましたわね…」
ハンマーで襲われた…？
朝日奈「神澤ちゃん！」
小白「朝日奈さんと…大神さん…」
朝日奈「苗木とセレスちゃんは中だよね？」
小白「うん…」
朝日奈「苗木、セレスちゃん！！
さくらちゃんと神澤ちゃんを連れて来たよッ！」
大神「セ、セレス…一体どうしたと言うのだ…？」
苗木「不審者に襲われたらしいんだけど…」
小白「不審者…？」
大神「…セレスよ、詳しく教えろ。
その不審者とやらの事…」
セレス「えっと…今朝の事でした…わたくしは、夜時間が明ける7時前に目が覚めてしまいました…もうすぐ夜時間も明ける事ですし、少しくらい、いいだろうという甘い考えで…学校の１階を、ぶらぶら散歩していたのです。
…それが間違いでしたわ。
そこで、わたくしは不審者を見かけたのです。
顔を隠した見るからに怪しい不審者でしたわ。
見るからに怪しいので、わたくしは、こっそり後をつける事にしたのです。」
小白「…」
セレス「すると、不審者がこの娯楽室に入ったので、こっそりドアの隙間から中を覗こうとして……そこで不審者に見つかってしまい、襲われてしまいました。」
大神「では、お主が襲われたのは…」
セレス「わたくしが襲われたのは夜時間が明けた直後…朝の7時過ぎでしたわ…」
苗木「襲われたのが7時過ぎって事は…」
大神「今から1時間ほど前だな。
我らが食堂に集まった頃か。」
セレス「わたくしは襲われた際に、気を失ってしまいました。
そこから今まで…1時間ほど気を失っていたようです。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
如月(プロフ) - リンくんさん» コメント有難う御座います！！更新頻度は不定期ですが最後まで書かせていただきますので楽しみにお待ちください。 (2022年8月21日 2時) (
レス) id: baa1a16761 (このIDを非表示/違反報告)
リンくん(プロフ) - 面白かったです。一気見しちゃいました！これからも無理しない程度に頑張ってくださいm(_ _)m (2022年7月2日 8時) (レス) id: a5a7605112 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 望さん» ありがとうございます(＞＜)そこまで喜んでもらえていたとは！！これからも頑張ります！ (2020年8月9日 2時) (レス) id: baa1a16761 (このIDを非表示/違反報告)
望(プロフ) - 一作目もこの作品もまじで神ですね！いつも更新される度にあまりの嬉しさに叫びながら読んでいます！頑張ってください！ (2020年8月4日 15時) (レス) id: 58b58bd06a (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - やえさん» そう言って頂けてありがたいです！これからも面白いと思ってもらえるように頑張りたいと思います。 (2020年7月16日 19時) (レス) id: baa1a16761 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：如月 | 作成日時：2020年7月9日 20時
