168話 お金 ページ24
朝日奈「だ、大丈夫だよね…？
お金なんかの為に仲間を殺す人なんて…いないよね…？」
十神「もう、前回の教訓を忘れたのか？
自分の基準と他人の基準は違うんだ…」
腐川「誰か…いるんじゃないの…？
お金に困ってる人が…ッ！！」
セレス「わたくしはギャンブルで１０億以上稼いだ身です。
生活には不自由していませんわ。」
腐川「や、山田は…？山田はどうなのよッ！？」
山田「僕は売れっ子同人作家様ですぞ！
コミックやDVD買う金には困っとらんわ！！」
腐川「じゃ、じゃ、じゃあ…ッ！！」
大神「よせ。金なんかの為に疑心暗鬼になるなど、酷い事この上ない…」
腐川「み、み、み、醜いッ！？」
十神「心配など無用だ。
どちらにせよ、起きる時はあっさり起きるもんだ。
それが…このゲームなんだからな。」
「キーン、コーン…カーン、コーン」
夜のアナウンスが流れた。
小白「もう…夜時間みたいだね…」
霧切「解散する前に、もう1度言っておくけど…今晩から、私の部屋は開けっ放しにしておくわ。
アルターエゴに異変があった時の為にね…だけど、ドアが開いてるからって、無闇に私の部屋に近づかない方がいいわよ。
間違って…返り討ちにしてしまうかも…」
穏やかで落ち着いた声。
だけど…確実に力のこめられた言葉だった。
葉隠「…とにかく、今日のところは部屋に帰んべ！
いいか！金の事なんか考えんじゃねーぞ！
わかったら、解散だべ！！
…でいいよな、石丸っち？」
石丸「…」
葉隠「…だそうだべ。」
わたし達はそのままそれぞれの自室へと帰っていった。
わたしは自分の個室に入ろうとしたが…ある人物によって呼び止められた。
十神「神澤…」
小白「…どうしたの？」
十神「ちょうどいい物を見つけたのでな…」
そう言って、十神はわたしの目の前に紙袋を掲げた。
小白「？」
わたしが不思議に思っていると…
十神「それだけだ。」
その一言だけ言うと、自分の個室へと入っていった。
《小白の個室》
紙袋の中身が気になり…さっそく中を覗いた。
すると…
小白「わぁ〜！！」
中には、たくさんの金平糖が入っていた。
金平糖はわたしにとって思い出の味。
ふふふっ！
わたしは金平糖の入った紙袋を××××に××××た。
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如月(プロフ) - リンくんさん» コメント有難う御座います！！更新頻度は不定期ですが最後まで書かせていただきますので楽しみにお待ちください。 (2022年8月21日 2時) (
レス) id: baa1a16761 (このIDを非表示/違反報告)
リンくん(プロフ) - 面白かったです。一気見しちゃいました！これからも無理しない程度に頑張ってくださいm(_ _)m (2022年7月2日 8時) (レス) id: a5a7605112 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 望さん» ありがとうございます(＞＜)そこまで喜んでもらえていたとは！！これからも頑張ります！ (2020年8月9日 2時) (レス) id: baa1a16761 (このIDを非表示/違反報告)
望(プロフ) - 一作目もこの作品もまじで神ですね！いつも更新される度にあまりの嬉しさに叫びながら読んでいます！頑張ってください！ (2020年8月4日 15時) (レス) id: 58b58bd06a (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - やえさん» そう言って頂けてありがたいです！これからも面白いと思ってもらえるように頑張りたいと思います。 (2020年7月16日 19時) (レス) id: baa1a16761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月 | 作成日時：2020年7月9日 20時
