158話 大浴場の幽霊２ ページ13
朝日奈「ごめんなさい…反省してます…」
大神「…話を続けてくれ。」
朝日奈「それでね…倉庫にドーナツを漁りに行こうと、部屋を出た直後に…なんか…変な音が聞こえて………その音は…お風呂場の方から聞こえてたから…それでお風呂場に行って…半開きになってたロッカーの扉を開けたら…青白い光に包まれた人影がボウッと…あの人影、確かに…不二咲ちゃんだった！！」
山田「きゃああああああああああッ！！」
葉隠「あ、あ、ありえねーって…！
ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、幽霊なんてッ！！」
セレス「…幽霊なんて、非現実的すぎますわ。
何かの見間違いに決まっています。
大抵の場合がそうであるように、あなたの心理状態が見せた幻影でしょう…」
大神「…確かめに行けばいいだけだ。
朝日奈が見たものはなんなのか…浴場に行って、我らの目で確かめてみればいい。」
セレス「時間の無駄ですわ。」
苗木「で、でもさ…行くだけ行ってみない？
何もなかったら、それで済む話なんだしさ…」
葉隠「ゆ、ゆ、幽霊を…見に行くんか…？
大丈夫？呪われん？」
朝日奈「じゃあ待ってりゃいいじゃん、1人で。」
葉隠「1人はもっと嫌だッ！連れてって！！」
騒がしい人…あの人本当にハタチなの？
霧切「どうするの、セレスさん？」
セレス「…仕方がありませんわね。」
山田「石丸清多夏殿はどうしますか？
ここで待っていますか？」
石丸「…」
山田「…待っているそうです。」
霧切「神澤さん、あなたは？」
小白「行かせてもらうよ。
その幽霊の正体が気になるしね！」
こうして、わたし達は大浴場へと向かう事となった。
《大浴場》
朝日奈「こ、ここだよ…この脱衣所で見たんだよ…」
葉隠「うぅ、なんかゾワゾワしてきたべ…」
山田「エコエコエコエコエコエコエコエコエコエコ…」
葉隠「やめるべ。降りてきたらどーすんだ！」
大神「朝日奈よ…どのあたりで不二咲の霊を見たのだ？」
朝日奈「なんか音が聞こえて…ロッカーの扉を開けてみたら…そしたら、ボウッと青白く光った不二咲ちゃんが…」
朝日奈さんがそう言った後、みんなでロッカーに近づき…
1つだけ半開きになっていたロッカーの中を覗き込んだ。
苗木「パソコン…？こんな所にパソコン…？」
霧切「…見覚えがあるわね。」
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如月(プロフ) - リンくんさん» コメント有難う御座います！！更新頻度は不定期ですが最後まで書かせていただきますので楽しみにお待ちください。 (2022年8月21日 2時) (
レス) id: baa1a16761 (このIDを非表示/違反報告)
リンくん(プロフ) - 面白かったです。一気見しちゃいました！これからも無理しない程度に頑張ってくださいm(_ _)m (2022年7月2日 8時) (レス) id: a5a7605112 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 望さん» ありがとうございます(＞＜)そこまで喜んでもらえていたとは！！これからも頑張ります！ (2020年8月9日 2時) (レス) id: baa1a16761 (このIDを非表示/違反報告)
望(プロフ) - 一作目もこの作品もまじで神ですね！いつも更新される度にあまりの嬉しさに叫びながら読んでいます！頑張ってください！ (2020年8月4日 15時) (レス) id: 58b58bd06a (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - やえさん» そう言って頂けてありがたいです！これからも面白いと思ってもらえるように頑張りたいと思います。 (2020年7月16日 19時) (レス) id: baa1a16761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月 | 作成日時：2020年7月9日 20時
