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50話:堕天使、怒りの制裁 ページ7

きっくんside

なんとか逃げ出したあろまを捕まえた俺達は近くの公園のベンチに腰掛けて話すことにした。
公園にはまだ子供が多いから、あろまは俺の肩で人形の様にジッとしている。
それはショックからきてるのかは分かんねーけど。

き「…じゃあフジの言い分も聞こうかなー?その答えによっちゃー俺の右手が火を噴くぜ?」

フ「!?ちょ、ちゃんと話すから…!まず手を添えてたのは誤解であって…!!」








き「…要するに、Aが転けて顔に汚れがついていたから、それを拭こうと頰に手を添えたってわけ?」

フ「そうそう!さすがきっくん!物分かりが大変よろしいようで…!」

俺は自慢げにドヤ顔をし、静かに立ち上がった。
そんな俺を見て不思議に思ったフジはキョトンとした顔で座ったまま俺を見上げた。
そして俺はニコリと笑って………

き「紛らわしいことしてんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっ!!!!!!!」

思いっきり叫びながら拳をフジの頭に振り下ろした。
公園には子供の声と共にゴツンッという音と悲痛そうな声も響き渡った。

−−−−−−−−−−−−−−

(チッ、もしもしえおえお!?あろま見つけた!フジ殴った!)

((おわ、なーんできっくん切れてんの?))

(フジが紛らわしいからだよ!!俺の大事な仲間と妹分を泣かせたんだからな!!)

((こっちも整理がついたみたいだから、じゃあ俺らそっち行くね))

(おぅ!えっと場所はなーーー………)

51話:紳士の策略、私の思い→←49話:ストップ勘違い



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寝ぇ猫♪ - 更新頑張って!! (2017年4月3日 20時) (レス) id: 308487bf5b (このIDを非表示/違反報告)
ふうら - ふあああああ!!ありがとうございます!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2016年11月7日 21時) (レス) id: b93fb00f4a (このIDを非表示/違反報告)
りれ@シルク君好き - 更新頑張って下さい! ^^) _旦~~ (2016年8月24日 20時) (レス) id: 0703accaf9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:玉ねぎ | 作成日時:2016年8月11日 10時

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