小さな君達、拾っちゃいました【M/S/S/P】その2！

49話：ストップ勘違い ページ6

えおえおside

「みゃ……(何で、Aと最俺のフジが…。てかこの人は東京に居るはずなのに何で地方に…いや何で手握ってるんだ？頰に手を添えてるんだ？そもそも何で…………Aと、二人で、…)」

え「……あろま？」

−−−−−−−タッ

あろまはきっくんの肩から降りて逃げてしまった。

き「なっ、あろま！？バカ！一人でどっか行くな！！」

フ「まっ、待ってあろま君！！」

フジはさっとAの手を離してあろまを追い掛けてきっくんもそれを追うように走って行ってしまった。
……つまり俺はAと二人きりの状態だ。

え「……A」

貴「……はい、」

え「お話、しよっか。これどういう状況？」

状況を把握するのが良いよね、まずは。

▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼

え「成る程ねぇ、たまたまこっち来てたフジ達に買い物付き合ってもらって、フジに送ってもらってる最中にAが顔面ダイブして軽い治療してもらって…って感じか……」

そりゃあんな場面見たら勘違いするよなぁ…頰に手を添えるとか恋人かよ…。

貴「どうしよう…絶対あろまさんに勘違いさせちゃいました…。誤解、解かないと……」

え「今きっくん達が追い掛けてるから、電話来るまで待ってよう」

あろまも変わったよなぁ…。
てか、ちゃんと二人共自覚したんだ。

え「……(あろまはAを、Aはあろまを好きだってこと)」

自分の気持ちに。

−−−−−−−−−−−−−−

(それにしても眠い…フワァ……)

((あろまさんに言わなきゃ。誤解解いて、玉砕覚悟で自分の気持ちを言わなきゃ……))

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