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堀部『ネットに晒されたらその人の人生一変するって西崎！それは西崎が1番よく分かってんじゃないの？』
西崎『分かってるよ！！！………分かってるから武智を救うべきだって言ってんだよ』
柊｢白熱してるね〜｣
｢呑気だなあ｣
美術準備室のモニターで教室のカメラ映像を一颯くん、茅野ちゃんと見る
茅野｢もし動画アップされたらどうするんですか？｣
一颯くんはちょっと考えてすぐに答えを出した
柊｢逃げようかな。逃走ルートも確保してあるし｣
｢えー、なにそれ。僕も着いてく〜｣
絶対嘘、逃げる気なんてないくせに…
嘘だと分かってるから…僕はそう言った
柊｢今朝、夢を見たんだ｣
その発言にピクっと反応して一颯くんを見る
柊｢3月10日の文字が出てきて、俺は屋上に立ってるんだ。
そこで『俺の授業は完結する』そう言って屋上から飛び降りるんだ｣
｢それ…僕も見た…｣
今朝の事を思い出して不安そうな顔をして一颯くんを見ていたのだろう
そんな僕に一颯くんは｢今朝のは嘘かー｣と茶化すように言ってきた
｢っ、ねえ、せんせっ…それ｣
茅野｢正夢になりませんよね？｣
僕の言いたいことを茅野ちゃんが言って一颯くんからの応えを待つ
柊｢もうすぐ俺の授業が終わるのは本当だ｣
｢あっ……｣
…＿＿＿
２月中旬
れーちゃんが死んだと聞かされて以来、来ていなかった学校…
久しぶりの美術室にドキドキしながら、そのドアをノックする
すぐにドアが開き、一颯くんが少し驚きながらも中に入れてくれた
柊｢久しぶりだな｣
｢…うん。そうだね｣
しばらく雑談していると、一颯くんが突然真剣な顔をして僕の名前を呼んだ
柊｢お前の家の事情は分かっている…でもどうしても、3月から卒業の日まで学校に来て欲しいんだ｣
｢どうしたの…何かあるの？｣
柊｢それは……｣
言葉を詰まらせる一颯くんを見て僕は頷いた
｢分かった…交渉してみる…｣
柊｢無理はするな…絶対｣
｢…大丈夫。頑張るね？だから…｣
『僕を楽しませてね、一颯せんせ』
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年8月24日 11時) (
レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
火香 - もう、終わりですか？そうであれば、もっとみたいです。 (2020年12月22日 23時) (レス) id: c8fda0f1d6 (このIDを非表示/違反報告)
むささび(プロフ) - れなさん» コメントありがとうございます。完結するまでは更新させていただきます。お待たせしてしまうことになって申し訳ございません。 (2020年10月4日 18時) (レス) id: 604bb43591 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - もう、更新しませんか、、？最後まで、読みたいです (2020年10月3日 12時) (レス) id: f50522564b (このIDを非表示/違反報告)
蒼炎 - これ面白いです！続き待ってます！更新頑張って下さい！ (2020年2月2日 17時) (レス) id: 874e279780 (このIDを非表示/違反報告)
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