＊ ページ12
西崎｢これを先生の復讐っていうなら…武智はどうなる？やってもない殺人の罪着せられる事になるんだぞ？
立件されなかったとしてもネットでは殺人犯のレッテル貼られ続ける｣
西崎はパソコンを持ち、教卓へと移動する
全員が西崎を止める
西崎｢景山の時みたいに何もしないで後悔したくないんだよ！｣
そう言ってキーボードを打ち込んだ西崎を堀部が突進して、二人は床に倒れ込む
西崎｢何すんだよっ｣
堀部｢ぐっ、くるっ、ぱっ｣
堀部は今朝、柊に教えられた言葉を唱える
堀部｢私も…そう。見て見ぬふりした……
あの時を…凄く…凄く悔やんでる｣
涙を流しながら西崎と話す
堀部｢でも景山さんの時と今回は違う！だから…もっと…もっとちゃんと考えよう！｣
＊
画面を見て一颯くんが涙を流してるのが目に入る
｢……｣
柊｢届いてたんだな…｣
静かに涙を流しながらそう口にした
柊｢一人一人が目の前にある問題とどう向き合うべきか。想像力を働かさせていろんな可能性を鑑みる｣
一颯くんからモニターに目を移すと、皆がお互いの意見を出し合って…ちゃんと考えてるのが見られた
柊｢”自分だったらどうするか”
”相手が自分だったらどうすべきか”を考えて、それぞれの思いをぶつけ合う
俺の伝えたかった事がちゃんと…届いてるんだなぁ…｣
｢一颯くん……｣
何か涙を拭えるもの……と思ったけど、生憎、パーカーの袖は自分の赤に染まっている
すると隣の茅野ちゃんがブレザーのポケットからタオルを取り、一颯くんに差し出す
茅野｢このタオル、先生の思いが伝わったから使えるようになりました｣
茅野ちゃんからタオルを受け取り涙を拭う一颯くん
柊｢ありがとう…｣
その光景を微笑んでいると、その雰囲気にそぐわない警告音が鳴り響く
｢何っ！？｣
一颯くんは体を起こし別のモニターを見る
｢……郡司さん…｣
柊｢……｣
｢待って。行くなら僕も行くから｣
柊｢A……今回は…｢キミがなんと言おうとついて行く！……大丈夫。邪魔はしない。約束する｣
数秒間一颯くんと見つめ合う
柊｢はぁ……分かった｣
｢ありがとっ…茅野ちゃん！いってきまーす！｣
茅野｢い、いってらっしゃい？｣
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年8月24日 11時) (
レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
火香 - もう、終わりですか？そうであれば、もっとみたいです。 (2020年12月22日 23時) (レス) id: c8fda0f1d6 (このIDを非表示/違反報告)
むささび(プロフ) - れなさん» コメントありがとうございます。完結するまでは更新させていただきます。お待たせしてしまうことになって申し訳ございません。 (2020年10月4日 18時) (レス) id: 604bb43591 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - もう、更新しませんか、、？最後まで、読みたいです (2020年10月3日 12時) (レス) id: f50522564b (このIDを非表示/違反報告)
蒼炎 - これ面白いです！続き待ってます！更新頑張って下さい！ (2020年2月2日 17時) (レス) id: 874e279780 (このIDを非表示/違反報告)
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