3年A組の猫羽さん さんっ！

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石倉がパソコンを持って柊に突きつける





石倉｢コレどういう事だよ｣





水越｢この鏡に映ってるのぶっきーだよね？｣





瀬尾｢景山が自’殺した日、先生が景山と一緒にビルに入ったって事か？｣









生徒が柊に質問を投げかけるのを猫羽は教卓に頬杖をつき眺める








不破｢答えろよ！！！｣








猫羽がチラッと柊を見ると柊は立ち上がり生徒の方を向く









柊｢お前達が決めろ｣








やっと口を開いたと思ったらそんな言葉で、｢はぁ？｣と声を出す生徒もいた










柊｢この動画をどうすべきか。俺をどうしたいか。






お前達が決めろ｣








そう言って生徒の声を無視して、教室を出て行った









猫羽はそれを追いかけようと一歩踏み出すと諏訪に呼び止められる







諏訪｢猫羽！｣







｢……なあにっ？｣







猫羽は仕方なくといった表情で留まる








諏訪は猫羽の元まで行き、携帯画面を彼女に向ける








｢……｣







それを見た猫羽は直ぐに顔を背ける








諏訪｢教えて…コレ本当なの？｣






｢今、それどころじゃないんじゃないの…？｣









甲斐｢…なんだこれ｣








甲斐が諏訪の携帯画面に映し出されてる動画を見て目を見開き猫羽に問いかける








｢……何って、動画。Mind Voiceに投稿されてるやつ｣








甲斐｢違ぇよ！そうじゃなくて！｣








猫羽の言葉にマイボイを調べる人、猫羽達の周りに集まる人で、彼女は柊を追いかけようとしたのに…と溜息を吐く








その動画を見たものを初めは顔を赤くし、数秒後には驚愕の表情を浮かべる








｢…今知りたいの？｣







ポケットに手を突っ込み諏訪を見る猫羽の目は冷たい









諏訪｢っ…ずっと知りたかった事だから｣





｢そう…｣








画面には、猫羽が体操服に着替えている映像が映し出されてる








｢はぁ……｣








ガシガシと頭を掻きどうしようか考える猫羽に真壁が声を掛ける









真壁｢猫ちゃん…この動画が本当なら猫ちゃんって……｣








猫羽はクスッと笑い真壁に近寄る






真壁｢えっ…｣






パーカーのチャックを下ろし、ネクタイを解く猫羽に真壁はたじろぐ








｢そんなに知りたいなら、確かめてみる？｣









真壁の手を掴み自分の服の中へと誘う猫羽に全員がギョッとした

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