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柊「…コレで少しは気持ちが変わってくれたかな?
まあ勿論、そのリストだけじゃ証拠にならないし、まだ背後には大きな力が働いてるかもしれない。
でも、だからこそここで退くワケにはいかないんだ」
皆にそう話す一颯くんの背中を準備室のドアに寄りかかりながら見つめる
柊「景山の死を無駄にしない為にも
もう二度と景山の様な犠牲者を出さない為にも……俺に協力してくれないか?」
瀬尾「……__犯罪者のレッテルを貼られて、普通の道を歩けなくなるんじゃないか…柊「そんな事にはさせないっ!」
強く否定した一颯くんを皆が見る
柊「全ての責任は俺が持つ」
「………」
兵頭「口ではなんとでも言えるよな」
柊「………だったら、これから証明してやる」
「……」
準備室に入ろうとした一颯くんの前に立ちはだかる
「僕も行く」
柊「ダメ」
…即答かよ、ちょっと位悩んでくれてもいいじゃん
「じゃあ、上から見てる」
柊「…喋んないって約束な」
「んー!猫ちゃんいい子に見てる〜」
……___
上から下の教室を覗くと、廊下に警察の人がチラホラ見える
柊「警察のみなさーん、そこまでです」
一颯くんがハシゴを使って下に降りながらそう言う
柊「倒れたという情報が出回っていたのでさぞかし驚かれたことでしょう
でも、生徒に情報を拡散させたのは僕の指示です」
あーほら嘘つき…
すると、先生が話の途中で苦しみ出したのを見て名前を呼ぼう…としたけど、約束…守らないとと、目をギュッ瞑る
柊「全ての武器を置いて撤退してください」
早く終われ…と願っていると爆発音が聞こえて、目を開き下を見る
柊「ご安心ください、隊員の皆さんは無事です」
両足で踏ん張って、警察の人と話している一颯くん
早く…っ…
すると、撤退の指示が出たのか、警察の人は武器を置いてその場から消えた
飛び降りようとすると、一颯くんが僕を見上げて首を振るのでその場に留まる
柊「代わりと言ってはなんですが、これからSNS MindVoiceにある情報を流します
それをご覧になれば皆さんの考えが変わるかもしれません」
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むささび(プロフ) - かみゅーさん» 通知に気づいてなかったです!申し訳ございません!!猫ちゃんを使っていただいて嬉しいです(照)ありがとうございます!頑張ります! (2019年3月23日 18時) (レス) id: 0c8ac5b5d1 (このIDを非表示/違反報告)
かみゅー(プロフ) - むささびさん» ほんとありがとうございます! 私は笑う演技以外はできるのですが、私は面白くないと表情が硬いのでこれで笑う演技を練習してます! どこか掴めない不思議な謎がいっぱいな女の子と自分は思い練習に使わせてもらっています! 更新など大変でしょうが頑張ってください (2019年3月14日 6時) (レス) id: b4845b3782 (このIDを非表示/違反報告)
むささび(プロフ) - かみゅーさん» ええ!?そんなっ、練習に使って頂いてるなんて感激です!お役に立ててるなら嬉しいです! (2019年3月14日 6時) (レス) id: 0c8ac5b5d1 (このIDを非表示/違反報告)
かみゅー(プロフ) - むささびさん» とてもおもしろいです!演技の練習などするときに台本として使わせて貰ってます! (2019年3月14日 1時) (レス) id: b4845b3782 (このIDを非表示/違反報告)
むささび(プロフ) - ヒマワリさん» 初めまして!コメントありがとうございます!うへー嬉しいお言葉っ!更新頑張りますっ! (2019年3月10日 22時) (レス) id: 5a69b430ef (このIDを非表示/違反報告)
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