＊ ページ11
柊｢変わるなら今だ。お前のその手で道を切り開け…
俺が好きなヒーローのセリフだ｣
ポーズまでバッチリキメてるじゃないか…
どんだけ好きなんだよ…
と、心の中でツッコミつつ、一颯くんに近寄る
｢…嘘吐き｣
柊｢それ何回言われんの、俺｣
｢さあ？｣
甲斐くんの元に、石倉くんと須永くんが歩み寄り、2人が甲斐くんを支える
｢男の子って、殴り合いしないと語れないの？｣
柊｢言い方…｣
｢僕見てられなかったんだけど｣
柊｢見なくていいって言ったじゃん｣
｢痛い…よね…大丈夫？｣
頬に手を伸ばそうとしたけど、皆がいる事を思い出してパッと戻す
｢せんせ、Aさ。ちゃんとれーちゃんの事…知ってから……｣
真壁｢里見達はどこに居るんですか？｣
あ、そうだよね、皆気になってるもんね、仕方ない……
すると、水越ちゃんが、バタバタと先生の前に来て、皆も前の方に集まってこようとしてる
ちょっと避難……
窓側まで来ると、案の定皆が一颯くんを囲むように押し寄せてくる
｢ふぅ…｣
危なかった……
皆は、それぞれ教室にいない6人の名前を出す
そんな生徒を見て、一颯くんは水越ちゃんの肩を掴み、静かに話し始める
柊｢…分かった。全てを打ち明けよう｣
ちらっと横目でせんせーを見る
なんか…息使い…
柊｢里見達は……｣
その時、突然先生が苦しみ出した
｢…え…？｣
ドクンッと心臓が大きく脈打つ
一颯くんがスローモーションの様に倒れていくのが目に入る
｢っ…一颯くん！！｣
直ぐに一颯くんの元へ駆け寄り、体を軽く揺する
｢ねぇっ…起きて…｣
いつもなら…キミが僕を起こしてくれるじゃないか
｢起きてよ…ねえ！！一颯くんっ！！｣
ボロボロと落ちてくる涙を袖で拭い、ギュッと一颯くんの服を掴む
｢お願いっ……Aをおいてかないで…｣
その胸に顔を埋め、小さく呟くが返答は無い
こうして、4時間目終了の号令は掛からないまま夜が老けていく＿＿＿
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むささび(プロフ) - かみゅーさん» 通知に気づいてなかったです！申し訳ございません！！猫ちゃんを使っていただいて嬉しいです(照)ありがとうございます！頑張ります！ (2019年3月23日 18時) (
レス) id: 0c8ac5b5d1 (このIDを非表示/違反報告)
かみゅー(プロフ) - むささびさん» ほんとありがとうございます！ 私は笑う演技以外はできるのですが、私は面白くないと表情が硬いのでこれで笑う演技を練習してます！ どこか掴めない不思議な謎がいっぱいな女の子と自分は思い練習に使わせてもらっています！ 更新など大変でしょうが頑張ってください (2019年3月14日 6時) (レス) id: b4845b3782 (このIDを非表示/違反報告)
むささび(プロフ) - かみゅーさん» ええ！？そんなっ、練習に使って頂いてるなんて感激です！お役に立ててるなら嬉しいです！ (2019年3月14日 6時) (レス) id: 0c8ac5b5d1 (このIDを非表示/違反報告)
かみゅー(プロフ) - むささびさん» とてもおもしろいです！演技の練習などするときに台本として使わせて貰ってます！ (2019年3月14日 1時) (レス) id: b4845b3782 (このIDを非表示/違反報告)
むささび(プロフ) - ヒマワリさん» 初めまして！コメントありがとうございます！うへー嬉しいお言葉っ！更新頑張りますっ！ (2019年3月10日 22時) (レス) id: 5a69b430ef (このIDを非表示/違反報告)
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