青春謳歌したいのです！【初めて恋をした日に読む話】

Let's 逃走！ ページ8

学校が終わり1度家に帰って着替え、いつも通り6人で遊んでるよっ







カブは飲み物買いに行ってくれたんだよ







……っで、おまわりさんに捕まってるよっ！？







エンドー｢おまわりさーん俺らなんかに構ってないでもっと…悪者？逮捕してくださいよ〜｣








お巡り｢いいから、名前と学校を言いなさい！｣






匡平｢嫌です｣








お巡り｢何でだー？なんかやましい事でもあんじゃねえのかー？｣








｢はぁ？｣







何この人…ムカつくっ








1歩前に出た僕をエンドーが止める







エンドー｢あー！無いですよ〜｣








木佐は僕を落ち着かせようとぽんぽんと背中を叩く









んーーっ！ムカつくっこのおっさんっ！！







お巡り｢女の子までナンパして…｣









｢ちっげぇよ！ばーーーかっ！友達だっつーのっ！！｣








べーっと舌を出すと怒った顔をするお巡り









ぷいっと顔を背ける







匡平｢リン…｣







ナラ｢見てください！はいっ！｣







そう言って上着を脱ぎ捨てたナラ








お巡り｢脱がなくていいから学生証出して｣








その上着を拾いナラに突き返す







｢うーざぁ｣







お姉さん｢どーしました？この子達がすいませーん｣






｢｢パイセン｣｣







｢おねえーさん？｣







お巡り｢どう言ったお知り合い……？｣







お姉さん｢しみったれた人生の先輩です｣








そう言ったお姉さんにナラが上着をかけて茶番が始まった








そこに｢お待たせー｣と後ろからカブの声が聞こえて振り返る








カブ｢いや〜めちゃめちゃ混んでてさあ、もう嫌んなっちゃ…あっ｣








カブは躓き、お巡りさんに飲み物がかかる









｢くっ…あはははっ‪w｣








お姉さん｢笑ってる場合じゃないから！走るよ！！！｣








｢へ？｣








キョトンとしてるとエンドーに腕を引っ張られる










その勢いについて行こうと足を動かす










｢僕走るの苦手なんだけど〜！？｣










エンドー｢だから引っ張ってるんでしょ！｣








｢うぇーん｣











でもなんか…”青春”って感じ？

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