青春謳歌したいのです！【初めて恋をした日に読む話】

本屋さんはお静かにっ！ ページ38

＿夕方





ゆーり、エンドー、木佐、僕の4人で”一誠堂書店”に来てるよ








｢……なんか、今日のエンドーガシャピンみたいだねー｣








エンドー｢褒めてる？ねぇ、それ褒めてるの？｣








｢はぁん？！ガシャピン可愛いやろうが！！｣







エンドー｢なんで俺怒られたの！？｣








木佐に泣きつくエンドー







｢やめてよ！木佐は僕の味方なんだからな！｣








空いてる右腕にぎゅっと抱きつき、木佐を挟んでむむむっとエンドーと睨み合う









匡平｢…木佐困ってるから離してやれよ…あと静かにしろ｣









歴史に関する漫画を探すゆーりにそう注意される








｢うげ、それ全部買うの？｣







無視だ！ゆーりが無視するー！！








｢うぇーん、木佐ぁ…｣








ぽんぽんと肩に手を置かれちょっと大人しくしてような。みたいな顔される








｢木佐が言うなら、黙る……｣









((こどもかよ…))








……＿＿＿





店を出たところでやっと話せるー！！






｢あーーーっ！しんどいっ！｣






エンドー｢リン最初息まで止めてたよね！｣






｢うるさっ！｣






ゆーりは、本当に漫画買ってるし…







エンドー｢匡ちゃん、これ全部読んでったらずんこせんせー驚くんじゃね？｣








｢確かにー！ね！木佐っ！……何読んでん？｣








後ろを振り向くと、木佐がなんかの本読みながら歩いてる








エンドー｢え？『マジック大辞典』？‪w絶対読まないでしょ！‪w｣








木佐から本を取り、馬鹿にしたように笑うと木佐とじゃれ合いを始める










｢えー！木佐マジックやるの？すげー！かっけえ！今度見せてな〜？｣








木佐の両手を握りニッと笑ってゆーりを追いかける








エンドー｢…俺もマジックやるべき？｣




木佐｢(･ω･` 三 ´･ω･)｣






……





4人で街を雑談をしながら歩く





エンドー｢この辺大学多いね｣





｢そうだね〜東大もあるん？｣





匡平｢…知らね｣





｢にゃはは‪w｣






……



エンドー｢へっぷしゅ｣





｢うわ！？おま‪wゆーりに、かけるな‪w｣






信号待ちをしようと足を止めると、木佐がトントンって叩く





｢ん？｣






木佐が指をさした方を見ると、お兄さんが倒れてる







｢えっ……｣







3人が動き出した後ろをついて行く…

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