青春謳歌したいのです！【初めて恋をした日に読む話】

情緒不安定？ ページ31

バタバタと階段を駆け上がり、バタバタと教室に入り、スっと椅子を引いて、ドカッと座る








｢はぁ〜｣







そして、突っ伏してため息を零す








エンドー｢……ねえ、リン。話しかけていいやつ？｣








ガバッと体を起こしこくこくと頷く








｢うー！昨日のあおちゃんと優にぃのご飯美味しかったんだけどさ！やっぱり夫婦の時間？を大事にして欲しいじゃん？！…リン途中で帰った〜｣








ナラ｢じゃあ、連絡してくれれば迎えに行ったのに｣









｢あ〜……｣








その手があったのか……









声掛けられたから着いてったけど、そうすれば良かったのか









｢そうか…そしたら、寂しくなかった……寂しくなかったじゃんかっ！！｣









バンバンと机を叩くと教室にいる全員の視線を感じる









｢…なんだよ、見てんじゃねーよ！リンが変なやつみたいな目で見てくるな！！｣








カブ｢やばいやばい、リンがおかしくなっちゃった｣








さすさすと背中をさすってくる木佐







ゆーりは眉にシワを寄せながらも手を動かす








勉強頑張ってんな、おい








｢はぁ〜ぅーーーーーっ！！｣








バタバタと足をバタつかせて大声を出す








エンドー｢リンリン！？うるさいよ！？｣







カブ｢リン！これあげるから！しーーっ！｣








パンを口に突っ込まれてもぐもぐとそれを噛む









｢むむっ、、むまむむみみむむ？？｣







ナラ｢いや、わかんねえから｣







匡平｢……おお、これ美味しいね、なんのパン？てきな？｣







｢むむー！！ゆーむ！ほむほむ！｣








山下｢…………凛橙、話し掛けて平気か？｣








｢むっ…むほむほ…｣







山下｢はい、やまやまですよ｣








｢くふふ‪‪w…なあに？｣








パンを飲み込んで首を傾げる








山下｢進路ちょ…｢あー！！あっち！あっちで話そう！｣










ガタガタっと立ち上がってやまやまの腕を引っ張り、廊下に連れ出す








そして、ビシッとやまやまに指をさして言う









｢絶対！アイツらの前で進路の話しないでっ！｣








ふんっと鼻で息を吐いてから、再び教室に戻る












あ、やまやまの話聞くの忘れてた……まあ、いっか！

女子会っ！……女子会？→←リンちゃん不在っ

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