【男性声優】自由気ままな如月ちゃん つー！

如月ちゃんの恋バナ？ ページ10

いつもの様にほのぼのとしながらミルクティーを飲んでると少し遠いところからあおが走ってくるのが見える



蒼井｢Aー！！｣



｢元気だなあ…｣


ほら、もう、そんな大きい声で呼ぶから何かと思って台本読んでた人もビックリしてるよ…



｢あおくんや、朝から元気だねえ｣


蒼｢Aってさ！彼氏いるの？｣


｢……はい？｣



唐突な質問にビックリしている僕をよそに、あおはニコニコしている



｢…今？いないけど？｣



蒼｢いた事あるの？｣


｢…誰かになんか言われたの？｣



こんな質問してきたことないじゃん…



蒼｢え…えぇ？別に違うけどー？｣



嘘下手くそか…この子は



｢…そりゃあ、高校の時にいた事はあるけど…｣



そう言うと四方八方からガタッだのバサバサッなど物音がすごい



｢え？どうしたんですか？｣



鳥海｢なんでもないよ｣


鈴村｢おー、気にすんな気にすんな｣



蒼｢えぇ！？Aいた事あるの！？｣


｢…と言っても、別に好きな人がいた訳じゃないよ？｣



蒼｢？？どういう事？｣



｢んー、説明すると…まず、1人目は…神谷｢ひとっ！？｣…え？｣



説明しようとすると神谷さんが大きい声を出してそちらを見るとそれを必死に止めてる小野さんがいた


｢ど、どうしました？｣


大輔｢なんでもないなんでもない！｣



疑問に思いながらもあおの方に向き直り説明を始める



｢1人目は、付き合おうって言われて…どこに？ってなりながらもOK出したら、交際しようて意味だったらしい…僕の勘違いからだったねえ｣



全員(あぁ…典型的)



｢2人目は…これから好きになってくれればいいからってしつこいからOKしたけど…毎日メッセージ来て面倒くさくて別れたよ｣



蒼｢へ、へえ｣



｢3人目はあ、2人目の人と同じような感じ…出かけようってうるさくて……ずっと断ってたらもっと可愛い人だと思ってたー！って捨て台詞吐かれたかなあ｣



蒼｢ひどいっ！｣



｢大体こんな理由だよ〜……僕の事何も知らないくせに告白してくるのが悪いよねえ〜｣



くすくすと笑ってるとぽんぽんと頭を撫でられる



｢ん？｣



蒼｢僕は…どんなAも大好きだよ｣



そう言って優しく微笑むあお



｢……ありがと…………皆さん盗み聞きは良くないです｣



鈴｢バレてたんか｣



｢バレないと思ってたんですか！？鈴さん、台本逆さまですよ｣




鈴｢えっ…｣

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