【男性声優】自由気ままな如月ちゃん つー！

如月ちゃんと氷雨くん ページ22

…＿＿

朝起きたら、服を着てない、隣にはマネージャー……なんて普通叫ぶでしょう



氷雨｢……＿＿って事があったんだよ！｣



｢わかったって…ちょっと記憶残ってるから……ああ、信じらんない〜｣



事務所に置いてある自分の服を着て…落ち着いたところで説明をしてもらう



｢氷雨くん……なんて久しぶりに呼んだよ…｣



氷雨｢ホントにな…｣



｢また迷惑…掛けたかな｣



氷雨｢迷惑だと思ってないって言ってくれてたぞ｣



｢皆さん忙しいのに優しいなあ…｣



机に突っ伏して小さくつぶやく



｢とりあえず家に帰ろうかな…｣



ネックレス…ピアノの部屋に置いたままだ……



氷雨｢なあ…無理してたらちゃんと言ってくれ｣



僕の目を真っ直ぐ見て訴えるマネくん…その目は真剣だ



｢無理してないよ…風邪引いたのは自分の体調管理が…｣



その目から逃げたくてつい下を向いて話す



氷雨｢っだから！！｣



突然の大きな声にビックリしてマネくんの顔を見るとどこか悲しそう



氷雨｢俺は…お前に声を掛けた日からっ…ちゃんとっ…守ろうって決めて…っ｣



｢マネくん……？｣



氷雨｢体調が悪いならその日に言ってくれれば付き添ってた！仕事だって大変だったら調節するっ！もっと周りを頼れよ！お前……昔のまま何も変わってない｣



ガシッと僕の肩を掴んで苦しそうな顔をしてる彼と目が合う



｢……氷雨くん…ごめんね｣



彼の頬に触れると彼の瞳が揺れる



｢っ…キミに……またそんな顔をさせてしまった｣



｢無理はしてない、これはホント…｣



｢ただ、風邪を引いた時は氷雨くんに気を使って連絡しなかったね｣



｢次からは…ちゃんとするから｣



氷雨｢……その言葉前も聞いた｣



うっ……そうだったかな



｢冬は不安定になりがちだからなあ〜｣



氷雨｢…過ぎるまで一緒に住んでればよかったんだよ｣



おお、何たる爆弾発言…



｢そうすると今後、キミ無しじゃ僕が生きていけないじゃん｣



氷雨｢………ずっと一緒に居てあげるとか言ってたくせに！｣



｢4歳の僕の言葉を引きづるな！？｣



氷雨｢うるせえ！明日からビシビシ働け！｣




｢情緒不安定過ぎじゃない！？｣




☆.｡.:*・☆.｡.

という訳で、マネージャーくんの名前は『氷雨』になりましたー！


あと作者インスタ始めたので、ここでリクエストしたくないなって言う人はインスタにどーぞ！


musasabikunn

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