私の主と推しが今日も可愛い【w.r.w.r.d.】

32.尊みの鎌足 ページ36

自室待機3日目〜。
歩いても脇腹痛くなくなって来ました今日この頃。多分体重だいぶ減ってたね。メイド服の調整しなきゃ。
1日目はロボロが可愛かったしか記憶ない。2日目は検査だったから、ほとんど医務室にいたよ。ミーシャが「は？なんコイツの細さ」って目で見てた。いや、ハリガネムシみたいなお前が言うなよぅ。


貴「ぺ神先生、私もう動けるんですけど」
sn「だーめ！まだ安静しといてねぇ。傷口開いたらどーすんの。一気に規制入っちゃうよ」
貴「それはだめだ」


部屋で静かに本を読む。なんなら日記とか、軽い勉強とかもしちゃう。私勤勉だからね！！
部屋の外…騒がしいなwwwwww
これが生内ゲバかぁ、参戦は嫌だけど観戦はしたいなと思ってる。え？皿が飛んで来たら？割るよ。

−−−−−−−ｺﾝｺﾝｯ


em「こんにちは、Aさん。お怪我の具合はどうですか？」
貴「エーミール様。えぇ、怪我はもう治り…「嘘つけ、さっきぺ神に規制入る言われとったやろ」…ひぇっ！？ぞ、ぞ、ゾム様！！？」


ここ忍者屋敷かよ。
朗らかな笑顔でエミさん入って来てほわほわしてたらさー、天井から緑色のクリーパーカーが降って来たよ、変な声出たわ。


貴「ん゛んっ…(まさかの四流…！めっちゃ私得じゃん！)…な、なぜお二人が私の部屋へ？」
zm「あぁ、エミさんがな、Aの見舞いしたいって童○丸出しやったから連れて来た！」
em「ぞっ、ゾムさん！女性の前でど、ど…(ｺﾞﾆｮ)なんて……！」
zm「ええやん別に〜」


「うわ、エミさんどちゃくそ可愛い」って心の中で涎垂らしてたら、こいつ、まーた頰をモニュモニュし始めたよ。やめんか、肉付き悪いよ今。

エミさんが顔を赤くしながら近付いて来る。
なんだろう、その紙袋は。とてもとても……良い予感がする。


em「Aさんがお暇してるとアリスさんから聞いてたので…、本はお好きですか？」
貴「まぁ、休日は図書館よく行くくらいは好きです」
em「！そうですか！ではこちら…最近うちの図書館に入ったばかりの本なんです！面白かったので、ぜひAさんにも読んで頂きたくて、持って来ちゃいました！」
貴「は、はえぇ…キラキラ笑顔眩し…。
えっ、新作ですか！？新しい本！？よ、読みたいです！ぜひ！ありがとうございます！エミさん！……あ」


やば、テンション上がりすぎて思わず『エミさん』って言っちゃった。バカ、3秒前の私バカ！！『エーミール様』だろうがこのデコ助！！

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