私の主と推しが今日も可愛い【w.r.w.r.d.】

19.可愛さには負けるで ページ22

貴「…………ﾌｧｲ？」
rbr「うっ…お、メイドさんのそんな間抜け面初めて見たわ…いや、じゃなくて！！お、俺と友達に、ならへん……？」


やだ何この子可愛い(真顔)
だって視線近い、けど歳上のちっさいお兄さんが頑張って「友達なって下さい！」って言ってんだよ？顔真っ赤にしてさ。これ萌える以外どうしたら良いの？

でも謎だよ、なんで私なの？
だって私はこの物語の"主役"じゃないのに。


貴「い…や、なんで私なんですか。アリスのことが好きなら、友達抜きで情報あげますよ」
rbr「アリスは関係ない！！……俺は今、その、えーっと、め、メイドさんのな？その、素で喋っとるとこ聞いて、どんな人なんか気になって……、俺も、話してみたいなって……」


な、な、
なんだこの可愛い生き物は……！？待って、思いの外語彙力なくなる。耳まで真っ赤だしめっちゃ声良いし可愛いし、てかこの人自分の魅せ方上手いぞ！？あざとっ、エミさん以上にあざとっっっ！！

こんなこと言われたさぁ！断る訳にはいかないよねぇ！！！！ﾝまたせたねぇ！！


貴「…ﾊｧ、私もですね、気兼ねなく話せる友達欲しいなって思ってたんです」
rbr「へ？」
貴「アリスに迷惑かけたくないし、チー君はたまに暴走しちゃうし、てかあの二人組んだらやばいし…。メイドもねー、たまーにあるんですよ、陰湿なことがね」
rbr「んぇ？え？」

貴「たまにで良いんで、ご飯食べながらとか飲みながらお話しませんか？有り余ってるんですよ、ここの給料めっちゃ良いんで」

rbr「！！お、俺もだいぶ有り余っとるで。飯代くらいしか使わんから！なんなら明日の昼、食いに行かへん？初回は奢るで！」
貴「じゃあ2回目は私が奢りますよ」
rbr「んぇ！？じゃあ3回目は…って！俺メイドさんの名前知らへん！」
貴「今更ですかww。Aです、A・クラーク。よろしく、『ロボロ』」
rbr「ﾝﾍﾍ…！Aな！おん！改めてよろしくな！A！！」






A・クラーク。
本日幹部様とお友達になりました。


ロボロの手は以外とがっしりしてた('ω')

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