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「……ヌナ、俺の体見すぎ♡」
「前と全然違うね…」
「ジミナが腹筋鍛え始めたからさぁ、俺も負けてらんないなって」
「あぁ……確かにジミンの凄いもんね」
一昨日ジミンのところに行ったけど 、彼もどんどん体を鍛えている 。テヒョンと仲良くなってたのは初耳だけど 。
テヒョンは口をあんぐり開けて 、私を見た 。
「なに!?ヌナ、ジミンの腹筋知ってんの!?」
「まあ、それなりに?」
「俺のこと差し置いてジミンのとこ行ってんだ……」
「そんなにショック受けること無いでしょ(笑)」
正直 、ジミンのとこばっか行ってるけど 。
一晩で何人もの相手をしているのに 、まだまだ余裕たっぷりなテヒョン 。
そんな情報を仕入れる暇があるのか 。
「俺はヌナを待ってたのに〜」
上を脱いだまま 、子供みたいに泣きじゃくる真似をする 。
愛嬌たっぷり 。
そんな彼をその気にさせたくなった 。
彼は私の気分を上げるのが上手い 。
私が 、男の子の表情の変化を 一番好むということを テヒョンは知り尽くしている 。
だからわざと 、そんな風に誘うんだ 。
まさに 、身体 の為だけの関係 。
ビジネスライクとでも言い替えようか 。
「今日は好きにしていいよ?」
わざとらしくそう言えば 、彼も待ってましたと言うように ニヤッと微笑んで 。
「なに?好きにしていいの?」
「いいよ」
舌なめずりをしながら 、私を布団に 押し倒す 。
ブラウスのボタンを器用に外すテヒョン 。
その肩へ手を回す 。
「俺 絶対4回は いくと思うんだけど」
「6回までならオッケー」
「6回までしたくなっちゃうじゃん!もー!」
「2ヶ月分出しちゃえばいいじゃない」
「あ、それなら余裕かも♡」
「さっすが♪」
背中の留め具が外れたら 、それが合図 。
長い夜のはじまり 。
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百合梛 - 初めまして、頁を捲るのが惜しい位に面白い作品です、他の作品とは違う読みやすさと魅せられる物が有ります、如月様の御挨拶の書き方もとても素敵で感動しております。第二幕これから魅させて頂きます。 (2019年7月23日 15時) (レス) id: 620040a8de (このIDを非表示/違反報告)
ゆ わ こ(プロフ) - ただ好き。こういうお話が好き。 何回も読み直してしまう (2018年11月16日 18時) (レス) id: 41ddd5c2e8 (このIDを非表示/違反報告)
ЯeI(プロフ) - とても簡潔に感想を言いますと、やたら行間が多くて読みにくい、会話に(笑)という表記がよく出てくるのが小説的には…という感じでした。それ以外は真似したくなるような所ばかりで、ありきたりな設定の中に色々と詰め込まれてて面白かったです。外伝頑張ってください。 (2018年3月23日 22時) (レス) id: 916ce16a17 (このIDを非表示/違反報告)
sunshine。。。(プロフ) - 面白い。 (2018年3月4日 10時) (レス) id: a43e5c801b (このIDを非表示/違反報告)
ユン(プロフ) - 途中途中がエロすぎますよwあ、いい意味でですよ!?しかもみんなの特徴をすごい掴んでいてめっちゃ好きです!しかも所々がかっこいいです!何回も読み返したくなる病にかかりましたw第二幕楽しみにしてます!これからも頑張ってください!応援してます!!! (2018年2月26日 15時) (レス) id: 0f8c4a85df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:如月 x他1人 | 作成日時:2018年2月17日 15時