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おっきなヤミ社は あらかた潰されて 、
ユンギが居たところも 警察にしょっぴかれてるから 、
あと残っているのは … ？
ジンくんの事務所とも提携してる 、あの ──
「んっ……」
脳内で情報を整理していたら 、
突然に塞がれた唇 。
視界にちらちら と 、
ユンギの 艶やかな髪が映りこむ 。
ユンギは唇を離すと 、私のことを真顔で見つめた 。
「抱かれに来たんじゃねぇのか」
「嘘つけって言ったのはユンギでしょ」
するとまた降ってくる 、彼の口づけ 。
私の肩を壁に押し付けて 、抵抗できなくさせる 。
唾液が交じって 、感覚が麻痺する 。
私の首筋に吸い付いたユンギは 、紅い花を残す 。
ユンギがマークを付けるときは 、他の人よりも乱暴で 痛い 。
でもそれが癖になる 。
私は重症かもしれない 。
「俺様が抱いてやろうか」
「……ぷっ …(笑) なにそれ(笑)」
「絶対帰らせねぇから」
「帰りませんよ」
「ん」
そしてまた 、キスの嵐 。
至るところに 、彼のキスが降ってくる 。
案の定 、着ているものは全て脱がされて 。
…… ユンギ 、ほっそ 。
そして白い 。
その白さ 、分けてくれないかな 。
なんて呑気なことを考えて 、気を反らしていると
「こっち向け」
彼の独特なハスキーボイスが 私を捕らえた 。
何ヵ月ぶりかに 、身体を 重ねている 。
やっぱり 、どうしようもなくユンギの 行為は 乱暴で 、独りよがり 。痛いし 。
決して 、上手い方では 無いけれど 。
それでも 、時折こぼす 苦しそうな声や
前髪の間から見える あどけない瞳や
彼の持つ愛嬌が 、全てを受け入れることを余儀なくさせる 。
ユンギと出会ってから 、
実はそんなに 行為をしてはいなくて 。
いつも情報収集 ただそれだけ 。
それだけで成り立つような仲だから 。
でも 、今日のユンギはどことなく 違う 。
「……おい、ブス」
「な…っ、に ……？」
「……俺だけ見ろ」
「見てるっ……んｯ 、じゃんっ……、さっきからっ……あ、ｯ…」
「他の事なんか考えんじゃねぇよ、」
こうなったらユンギは逃がしてくれない 。
そばにあったタオルで目隠しをされる 。
失われた感覚の中 、
ひたすら攻めてくるユンギ 。
下半身から 止まらない
甘い 疼き
抵抗できない 。
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百合梛 - 初めまして、頁を捲るのが惜しい位に面白い作品です、他の作品とは違う読みやすさと魅せられる物が有ります、如月様の御挨拶の書き方もとても素敵で感動しております。第二幕これから魅させて頂きます。 (2019年7月23日 15時) (
レス) id: 620040a8de (このIDを非表示/違反報告)
ゆ わ こ(プロフ) - ただ好き。こういうお話が好き。 何回も読み直してしまう (2018年11月16日 18時) (レス) id: 41ddd5c2e8 (このIDを非表示/違反報告)
ЯeI(プロフ) - とても簡潔に感想を言いますと、やたら行間が多くて読みにくい、会話に(笑)という表記がよく出てくるのが小説的には…という感じでした。それ以外は真似したくなるような所ばかりで、ありきたりな設定の中に色々と詰め込まれてて面白かったです。外伝頑張ってください。 (2018年3月23日 22時) (レス) id: 916ce16a17 (このIDを非表示/違反報告)
sunshine。。。(プロフ) - 面白い。 (2018年3月4日 10時) (レス) id: a43e5c801b (このIDを非表示/違反報告)
ユン(プロフ) - 途中途中がエロすぎますよwあ、いい意味でですよ！？しかもみんなの特徴をすごい掴んでいてめっちゃ好きです！しかも所々がかっこいいです！何回も読み返したくなる病にかかりましたw第二幕楽しみにしてます！これからも頑張ってください！応援してます！！！ (2018年2月26日 15時) (レス) id: 0f8c4a85df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月
x他1人 | 作成日時：2018年2月17日 15時
