蛇は文豪の世界に行きました。【文スト×カゲプロ】

8話ですよ！！さあ、見ましょう！！ ページ11

何事も無かったように進めて行くスタイルで((

───

良いよ判子とは、社員にお手伝いをして判子を押してもらい、全部揃えたら乱歩さんに犯人を教えてもらうのだとか

まずは女医の与謝野晶子さん

多分、此処は小説家や詩人達が美男美女になって凄いことやってる世界だ…

治療を40回受けるのだとか

治療を10回受けてから気づいた

あぁ…解体だわ…治療ってなんだっけ…

いや…う〜ん…"冴える"よりかはマシだ…悪意もないし死なないし殺すことが目的じゃない…

ゴム人形のようにブワァン！ってならないからマシと言える((語彙力

瀕死と死の違いがハッキリと分かった


40回受けた後は他の人達からの尊敬の眼差しが痛かった

その次は賢治さんだった

尊敬すべき宮沢賢治さん…年下なのがまた辛い

賢治さんらしいと言えばいいのか…畑のお手伝いだった

畑仕事が終わった後、私たちは少し話した

『私…実は仲間達が辛い思いをしてる時に此方に来てしまって…
それなのに私は…辛い思いしたくないから戻りたくないって思っちゃって…』

尊敬してるからか優しい男の子だと思ってるからか分からない
ただ、話したくなった

賢「大丈夫ですよ
そう思ってしまうのは仕方の無いことです
それに、友人さんがどんな辛いことをするのか分かりませんが、Aさんだって辛い思いをしているじゃないですか
どこかも分からない土地に飛ばされて、誰かもよく分からない人のお手伝いをする
辛いことですよ
でもAさんは頑張ってる、凄いです

Aさんは優しいですか、優しいAさんのお友達さんも優しいはずです
きっと許してくれますよ」

そう聞くと、私は涙が止まらなかった

この日見た夕焼けは、いつか見た夕焼けと同じで

きっと、世界がなんだと言う前に何処も同じかもしれない、と思った…

だから…賢治さんが違う"土地"と言ったのも理解できた


流石です、賢治さん((

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