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ある少女がいました。
その少女はとても愛されて育ちました。
しかし母親の性格は歪んでいました。
幼稚園児の頃から親が死ねって言ったら死ぬの?
などと言われ殺そうとしたり、今度はもう辛いから死ぬと言ったりしました。
小学校になり親からのあたりが弱くなったと思いきや親は勉強を無理やりさせさらにゆういつの希望であったゲームまでも奪おうとしました。
親は少女と心中をしようとしました。
親は少女を苦しめ続けました。
少女は何度も死のうとしましたですが死ぬ勇気も出ず生き続けてました。
時々会いに来たいとこの存在が少女を生かしました。
中学校に入りとても勉強をしました。
中でも数学が得意でした。
その頃になると少女の救いは先生になっていました。
少女は放課後に数学を教えてくれる先生に好意を寄せていました。
それが恋であったかは分かりません。
しかし親はまたもやそれを奪おうとしました。
少女は抵抗しました。
その結果安泰にはならずともと3年間先生といることが出来ました。
しかし少女はその間も苦しみ続けました。
外圧に強くなれ、陽に生きろ、明るく考えろ、家族旅行を反対して家族の輪を乱すな、なんで私のことをわかってくれないの、
少女は苦しんでいるのに常に要求され続けました。
親が少女を産んだせいで苦しんでるというのに
全てが全て親のせいでした
その頃になると体に症状が現れてきました。
常に悪寒がする、眠れない、動けない、食べるといつも吐いてしまう
しかし親はその全てを運動不足のせいにしました。
メンタルが辛いという話をすると親は薬漬けになるからメンクリはダメと言いました。
メンクリは未成年は1人では行くことが出来ません。
けれども学校ではカウンセリングなど手厚くフォローもして貰えました。
しかしそれだけでは少女は救いきれませんでした。
少女は今も苦しんでいます。
これは或る女が死ぬ前に書いた話です。
或る女は死ねませんでした。
今も生きています。
そんな女の死ぬまでの話です。
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作者名:サナ | 作成日時:2024年3月24日 18時