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T.N said
大「黙れ!!」
広場に帰ってきて一番最初に聞いたのは、大橋くんの怒鳴り声だった。
見たこともないような恐ろしい顔で、電話越しの誰かに怒りを滲ませている。
その場にいた全員が、見たことの無い大橋くんの姿に動きが固まっていた。
大「無事なんやろな、Aちゃん。」
拓「えっ。」
大橋くんの言葉に思わず声が出た。
もしかして電話の主は大西なのだろうか。
でも、大西と大橋くんは直接面識がないって言ってたから電話番号を知っているはずがない。
だとしたら、一体誰と電話してるのだろう。
大「…分かった、行く。」
怖い顔の大橋くんはそう呟くと、電話から耳を離した。
拓「大橋くん、あの。」
大「ん?ああ、ニシタク戻っててんな!」
「びっくりした〜!」と笑う大橋くんはどう見ても無理して笑ってるようにしか見えない。
丈「大橋、電話の相手誰や。」
丈くんが腕を組んだまま、大橋くんに問いかけた。
彼は少し目を見開いたあと、少し息を吐いて俺たちを見る。
大「大ちゃん。西畑大吾。」
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彩 - 続き気になります!!更新待ってます!! (2020年8月15日 14時) (レス) id: ab3c96b88b (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 途中途中出てくる静名ってなんですか?? 更新ありがとうございます!!更新待ってます! (2020年6月22日 8時) (レス) id: 6f297082fe (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - このシリーズ、めちゃめちゃ大好きです(^^)更新待ってます!!!!!!! (2020年6月2日 17時) (レス) id: 6f297082fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ki | 作成日時:2020年6月1日 23時