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その言葉に少しほっとしたのと同時に、まるで他人事のようなその言葉に湧き上がる怒りの感情が自分の体を包み込んだ。
拓「お前らがこんな目に合わせたんやろうが!!」
俺は正門先生の胸ぐらを勢いよく掴み、無理やり立ち上がらせた。
それと同時に、大西が地面に頭をぶつけるような形になった。
そこで初めて気がついた。
大西の左肩に静名と同じような白い布が巻かれており、血が滲んでいることに。
ここでAをいたぶっていただけなら、こんな怪我をするわけが無い。
Aは銃とか使えないし、渡したこともないからきっと出来ない。
だとしたら、正門先生が?
いや、この憔悴具合だっときっと違うだろう。
正「大吾に、捨てられた。」
拓「え。」
正「俺ら2人、大吾に捨てられてん。だから流星は銃に撃たれて怪我した。」
そう言った正門先生の目は、嘘をついていなかった。
彼は、胸ぐらを掴む俺の手をゆっくりと解いて真っ直ぐに俺を見る。
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彩 - 続き気になります!!更新待ってます!! (2020年8月15日 14時) (レス) id: ab3c96b88b (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 途中途中出てくる静名ってなんですか?? 更新ありがとうございます!!更新待ってます! (2020年6月22日 8時) (レス) id: 6f297082fe (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - このシリーズ、めちゃめちゃ大好きです(^^)更新待ってます!!!!!!! (2020年6月2日 17時) (レス) id: 6f297082fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ki | 作成日時:2020年6月1日 23時