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西畑大吾が示した場所は、遊園地から少し離れた山の中だった。
どうやらこの辺りは雨が降っていたらしく、地面がぐしゃぐしゃに濡れている。
示された場所までは流石に車で行くことが出来ず、途中で下車して山道を登り続けていると、変な小屋を発見した。
全員で中に入ってみると、地下に繋がるであろう階段以外何も無い無機質な部屋が存在していた。
琉「この下におるんかな。」
丈「行ってみるか。一応何あるか分からんから警戒しとけよ。」
丈くんの言葉に頷いた俺はカバンから拳銃を取り出し、ゆっくりと階段を下りていく。
この地下にいるのは、Aだけじゃないかもしれない。
電話をかけてきた西畑大吾も、いるかもしれない。
引き金をしっかりと指にかけ、最後の段を降り終えて見た景色に目を疑いたくなった。
そこにあったのは、肩と太ももに巻かれた白い布から赤黒い血を滲ませて床に眠るAと、憔悴した正門先生の膝で倒れている大西の姿だった。
拓「A。」
小さく名前を呼んだが、返事はない。
もしかして、死んで。
正「大山さん、かなり体力使って力尽きただけやから死んでへんよ。」
まるで俺の心が分かったかのように、正門先生が力なく笑った。
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彩 - 続き気になります！！更新待ってます！！ (2020年8月15日 14時) (
レス) id: ab3c96b88b (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 途中途中出てくる静名ってなんですか?? 更新ありがとうございます!!更新待ってます！ (2020年6月22日 8時) (レス) id: 6f297082fe (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - このシリーズ、めちゃめちゃ大好きです(^^)更新待ってます!!!!!!! (2020年6月2日 17時) (レス) id: 6f297082fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ki | 作成日時：2020年6月1日 23時
