☆1 ページ1
私は高校1年生。実は、中学の頃に1度見たときから気になっている先輩がこの高校に通っているとの噂が…。
地元から少し離れた高校を選んだため、知り合いはそんなにいない。
初日から仲良くなっている人たちもいるし、すごいな〜なんて。
そう思いながらぼーっとしてたら後ろから声をかけられた。
?:Aさん?
私:はい。そうです。
?:あ、僕、向井康二って言うんやけど。
(関西から来たのかな?)
?:こっちに知り合いおらんくてな。あの、良かったら僕と仲良くしてくれませんか?
私:え?私でいいんですか?(え、待ってよ。だってかっこいいし、こんな人と友達になれるの?)
?:Aちゃんがええ!あ、えっと。今のは違くて…。なんて言うか。
私:ふふっ。私で良ければぜひ仲良くしてください!
?:俺、実は人見知りでな。
私:あ、確かに。笑 緊張してるのかな?って思ってたよ。でも声かけてくれてありがとう。
実は私の後ろ席が康二くんだったんだって。
それから私たちは「A」、「こーじ」って呼び合うようになって、すぐに仲良くなった。
こーじはとても面白くて、やさしい人。こんな人が初めての友達って何かうれしいな。
こーじは知り合いがいないってさっき言ってたけど、先輩には知り合いがいたらしい。
今度その先輩達にAを紹介したいから一緒に来てや!って誘ってくれた。
私が行っても良いのかな?
9人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さぐたん | 作成日時:2021年2月24日 17時