スマホ片手に大正へ 弐【鬼滅の刃】

49話：九十ぐらいのおじいちゃんか ページ3

　

『いや、まじで大丈夫？？おぶろうか？』



最終選別の帰り道、炭治郎は急に倒れ込むように足を止めた。そりゃあもう驚きましたよええ急にフラんっていくんだものクソが



　



そこからこの調子(杖を使いかろうじて歩いている)な炭治郎



　




炭治郎がお世話になっているところに泊めてもらえる……しかも美人の妹がいるという事で着いてきたんだけど




いや、炭治郎もお世話になってる身らしいじゃん？勝手に平気なのか？(とか言いながらついて行く人)




　



「だい、じょうぶ、だ。未婚の女性にそんな事させる訳にはいかない！」


『いや、急に謎に紳士発動。』



　



未婚のうんぬん、めっちゃ叫ぶもんだから周りから好奇の目に晒されてるんですけど。


　

あ、これ？まあまあ気前のいい服をボロボロにした男女(腰に刀あり)が彷徨いてるんだ。え、炭治郎ボロボロなのに私が元気100倍アソパソマソだから私と炭治郎が刀でやりあったみたいに見えない？私が勝ったように見えない？1発通報レベルの案件なのでは………(勘違い)




　




『うおやっべ。鬼殺隊って政府非公認組織だよね？これはヤバいやつや！』


　




持ち前の握力22の右手で炭治郎を背負うと50mダッシュならぬ息だえるまでダッシュだ！コーナで差をつけろ！



　


『うおーーーー猪突猛進！猪突猛進！ちょー突猛進んんん！』



「ちょ、Aっ！？お、下ろしてくれ！…………猪突猛進？それはあれだよな？あの猪の……………A？そんなことないよな？？？」


　



うお、耳がァァァMIMIGAァァァ




途中まで、背丈同じぐらいの女子に背負われて戸惑ってたのにさ！




　



それも全てが無かったかのように、耳元で低い声で色っぽくヤンデレ発動する君に困ってますよっ！？！？

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