スマホ片手に大正へ 弐【鬼滅の刃】

48話：別嬪な妹ちゃんは最強説 ページ2

　

『ねね、そろそろ決めない？？』







「第三者は黙っていてくれ！！」

「A、大丈夫だよ。……私勝つから」






くそ！まず炭治郎！私は第三者じゃないんですけど！むしろ第一者っていうか！何て言うか！！それでも目を見て話すことには関心ですねっ、この長男が！(意味不明の罵倒)




そしてカナヲちゃん！A、だって！A！天使で運命が私の名前を呼んでいる！ジャジャジャジャーン、ジャジャジャジャーン！(長調のベートーベン)でも、"私勝つから"の目が怖いよ？？怖いんだよ！！









『私はもう、一人で帰れるから』


「ダメだ！！」


「それは許可できない」







食い気味に拒否られた悲しい。







とういよりよ、よりよ。カナヲちゃん？？君さ"どうでもいいの 全部どうでもいいから 自分で決められないの"って感じで銅貨振るってたのにさ！可笑しいね？！君に自我が芽生えたなら嬉しいけどさ！そうです、嬉しいです。赤飯です！(開き直り)









玄弥なんかさ、もう7分と32秒前に帰ったんだよ？(細かい)いいの？！見捨てられたんだよ！！






善逸✩はなんか紳士感を出したいのか(違う)分からないけど待ってるのに口思いっきり引きつってるからね、見えてるぞ。








『くっそー！もういいわ！私善逸のところにお邪魔します！よろしく！』







これ以上喧嘩して同期の仲を悪くさせてたまるか。次会ったら殺されかけるとか本当にごめんだから、え？フラグだって？？そう、言う人がいるからフラグになるんだよ！







「待って！なんで俺な訳？？嘘でしょ！こんなことで俺殺されるの？？嘘過ぎない？！」



『いや、殺さないから』




　






色々とあったこの一週間


お前じゃねぇよ！と善逸に怒られた事は記憶に新しい(遠い目)





赤く染まりだしたそらを眺め、重すぎる足取りと隊服を背負い。私は帰路に立っていた。いや帰路を歩いていた。







　


え、どこに帰るのか？誰と帰るのか？………………それ聞いちゃう？？？





『はぁ』




「ため息なんか吐いて、どうしたんだ？？」








お前のせいだわ、長男。そう言わないのはあくまで私の優しさ。そう断じてチキンだからじゃない。


　




　




…………はは、早く妹ちゃんに会いたいわ……(可愛い妹が居ると聞き、一目散に飛び付いた人の本音)

49話：九十ぐらいのおじいちゃんか→←1分で分かる、前回のあらすじ！

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