（ _＿??″ ）… 恋になるまで。

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としみつの用事って… 、何なんだろう。


なんて、スーパーへの道をひとり
歩きながら無意識にそんなことを考えてた。







て「 Aー、待って。荷物持ちするよ 」


A「 あ、てっちゃん。」

てっちゃんが走って来た。


A「 今日の分の編集終わったの？ 」

て「 いや…息抜き 」

A「 もう、またとしみつに怒られるよ？笑」

て「 … 帰ったら死ぬ気で頑張るよ 」

A「 じゃあわたしはカレー作って応援するね 」

て「 本当に料理出来るん？ 」

A「 …… あは 」

て「 ( ° _ ° ) 」





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スーパーに入って カレーの具材をカゴに入れる。


A「 玉ねぎとにんじんと… 」

て「 Aさ、まだジンくんが好きなん？ 」

A「 え？なに急に(笑)」

て「 いや気になったから 」

てか… わたしてっちゃんに教えたっけ？



A「 どうなんだろう…

正直前よりジンくんの事考えてないかも 」

少し前の自分なら ふと気付いたら
ジンくんの事ばかり考えていた。


あれ… なんで今はそうじゃないんだろう。


て「 それってさ、としみつの事が気になってるから？ 」

A「 へ？ なに、てっちゃん急にこんな話… 」

て「 … うーん。何だろう…

としみつってさ 今まで自分から人を
好きになった事無いんだよね、俺の知ってる限りではね。」

A「 そうなの？ 」

て「 誰かに告られたら好きじゃなくてもOKしてたし
相手に好意が無いから自分から触れたりしなくて振られてさ 」

A「 そうなんだ… 」

て「 俺毎回としみつの彼女に相談されてたんだよね 」

A「 てっちゃんが？ 」

て「 そう。でもさ、今はとしみつAが好きじゃん？
だから、上手く行けばいいなって俺は思うんだけど 」

A「 … 」

て「 まあ、Aの気持ちが大事なんだけどね 」






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