いつも笑っていて。

smile→3 ページ3

「たから〜早く！！」

「ちょっと待ってよ〜！」

「遅刻したって知らね〜からな！」

「‥‥いじわる」

「寒〜やっぱ降るかな？今日雪‥‥」

「‥‥雪より遅刻のこと考えろよ！アホか！」

「‥‥へい」

私、上野たから。高校2年生。17歳。

Ａ型、蟹座、好きな食べ物かりんとう。

これでも一応女子です。(一応ね‥‥w)

で‥‥‥隣にいるこの彼は幼なじみの山崎利太。同じ
く高校2年生の17歳。(全く17歳に見えませんけど)

幼い頃からずっと一緒で‥‥高校なったら絶対

離れてやる！‥‥って思ってたのにな‥‥。

‥‥まぁ‥‥こうやって毎朝起こしてくれるだけで

ありがたいことですから？ちょっとは感謝しなきゃ

いけないとは思ってはいるんですけどね‥‥。

「お前がもっと速く起きたらこんな走んなくて

いいのによ！」


「‥‥はい。その通りです。」


(わかってるっつうの！本人が一番わかってるのに！)

これが私の毎朝の日課。

利太に怒られ‥‥罵倒され‥‥。

でも、幼なじみだからね‥‥結局は

「今日寒いから‥‥帰り‥‥肉まん食って帰るぞ！」

「うん♪でも私はあんまんがいい♪」

「どっちでもいいわ‥‥苦笑」








‥‥よく利太が言うの。

「お前健ちゃんと出会って良かったな！」って。

「本当に‥‥自分でもそう思う」

「のろけかよっ！(笑)」

「フフフ」



本当だよ‥‥健ちゃんに出会ってなかったら


恋も知らずに今も利太の後追ってたのかな？思う。(笑)

「ほら！急げ！行くぞ！」

「待ってよ〜！」


あなたに出会う3日前‥‥。

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ラッキーカラー

あずきいろ

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