さよならの前に (ページ3)

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裕太のお粥ページ3

真)ごめんね。心配させて…ゴホッゴホッ
裕)もう！喋らないの！体が弱いから余計に
心配しちゃう！
真)何その言葉のチョイス。傷ついた。
裕)あれ？咳が出るから、心配する！
真)あ、うん。それを待ってた。ゴホッ
裕)ダメだよ！お粥作るから、安静にしててね。
真)うん

ガチャ
バタン

実は裕太の作るお粥なんだけど…美味しいんです！
だから、味わって食べてます！
作る姿、見たいんだけど…
体が弱いから作る姿も見れない…
好きな人を目の前に…残念な私。

ガチャ
バタン

裕)作ったよー！鮭のお粥。
真)やったー！ゴホッゴホッ
裕)もう…。はい、アーン
真)いいよ…自分で食べる…///
裕)いいから、
真)分かったよ…///
裕)アーン
真)アーンっ

「アーン」は恥ずかしいけど、なんか嬉しいし、
ドキドキする…。好きな人だからかな？

裕side

「自分で食べる…」って言われて、傷ついたけど
無理言ったら、「分かったよ…」って。
しかも、赤面で！ヤベェ…そろそろ
襲っていいですか？ダメだよね…。
だって、ガヤもみつも真希のこと好きなんだもん。
それに、体が弱いから…。
俺にできることはありませんか？

真)んー！うまぁ(キラキラ)

目がキラキラしてる。そんなに美味しいかな？
まあ、喜んでくれてるなら、それで充分。

裕)学校、行ってくるね。
お粥、食べれるだけにしなよ。