ワールドトリガ− [太刀川慶]

１８ ページ21

チュンチュン・・・・

貴「・・・う、

　 朝日がまぶしい・・・」

昨日、あの後唐沢さんと、

制服買ったり、教科書買ったり

夕ご飯、奢ってもらったりして

家まで(アパート)送ってもらった

唐沢さんが言うには、

誰かが迎えに来てくれるらしいんだけど

ピンポーン

噂をすればなんちゃらだ・・

のっそりとベッドからでて

玄関を開けると

三輪さん、米谷さん、出水さん、が、

立っていた

貴「あ、おはよーございます」

あれ、なんかみんな顔赤いよ

三「格好・・・」

貴「へ？」

物凄く大きいパーカー一枚

いつもの格好なんですけど

米「・・胸・・・」

貴「へ？」

少し見えてるのは

いつもの格好なんですけど

出「・・・見えてる・・・」

貴「は？部屋にいるんだからいいじゃん」

出「お前には自覚が足りない」

貴「家にいるんだからいいじゃん」

三「いいから、早く着替えてこい

　 俺らも遅刻する」

遅刻？

貴「今何時」

米「八時二十分、遅刻は

　 八時四十分から」

ダッシュで部屋に戻り

着替えてものを詰める

この間わずか五分






ぎりぎりセーフで学校到着

米「じゃあ、オレら二年だから」

貴「うん、ありがと」

三人とバイバイした後

職員室に入る

貴「失礼します、

　 神無月Aですけど・・・」

先「ああ、よろしく

　 じゃあ、教室に行こうか」







第一印象が大切

大切

大切、

だったのにぃー！

なんでこいつといっしょなの

おかげで対菊地原モードが

発動して第一印象が崩れ去った

貴「さーいーやーくー」

菊「それはこっちのセリフ、

　 なんでバカと同じクラスに

　 ならなきゃいけないの」

ときかわり、昼休み

普通は人が寄ってくるのに

誰一人もこない

いるのはボーダー関係の人だけ

何気イケメン烏丸京介

うざい佐鳥賢

優しい三上歌歩

そして菊地原士郎と書いて

バカと読む人

菊「いま、失礼なこといったよね」

貴「べつにーwww」

三上さんはいいとしてあとは

どうでもいい

鳥「俺は迅さんに頼まれたから」

納得

佐「オレはいま、ボーダーで

　 噂になってるから見に来た」

貴「噂？」

三上「あれ、しらないの、

　 A、いま有名だよ」

貴「なんで」

三上「そねはね、太刀「おっと、そこまで」

あ、出水さん、教室の入り口でカッコつけてる

出「悪いな、お前ら

　 こいつは、借りてくぜ」

そういうより早く

私は出水さんに連れ去られました

１９→←１７

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す