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【キルア】出会い ページ2

貴方side

はぁ……今日も恒例行事とも言える[人殺し]
をする。


これは仕方の無いこと。

私の家はそこそこ有名な暗殺一家の子供。
毎日、仕事仕事で私の時間なんてないんだ。


だからこそ…友達がいない……


友達が欲しい……本当は人を殺したくない。

昔、そうやって言ったら、お母さんに殺されかけた…。

「お前は心を持っちゃいけない。」って。


だから……私は自分の心を殺した。

笑うことも泣くことも無くなった。



でも、何故か海には来てしまう。……何でだろう

ただぼぅっと眺めていると、

?「おっ?人いるじゃん」

と後ろから声を掛けられた。

キ「オレ、キルアって言うんだ。」

勝手に自己紹介してた。だけど……隣に座る必要があるのかな??

キ「お前は?名前何て言うの??」

……あんまり家族以外の人と話したことないから……声が勝手に震える。

貴「……佳代…っ……」

キ「ふーん……佳代…友達と遊ばねぇの??」

……ビクッ……肩が恐怖で揺れた。またお母さん仕事私に押し付けるのかな?

そんな思いとは裏腹に私は首を振って答えた

キ「……家族……いる?」

……『家族』……聞きたくない。もうあんな家に居たくない。

貴「……お母さんが……お父さんが…仕事の為って…友達作っちゃ駄目って…」

キ「そーか……なら、俺がお前の隣を歩く!友達になる!!」

??……友達……なってくれるの??

キ「ほら!遊ぼうぜ!!」ギュッ

初めて手を握られた…

友達が出来た…………

今まで「出来損ない」「役立たず」って私を叩いた手じゃなくて

「友達になろう」「遊ぼう」って言って
暖かく手を握ってくれた。


初めて「嬉しい」って思えた




キ「……なっ……泣いてんの?泣くなよ…!」
って必死に笑わせようとしてくれてる。

そこで初めて自分が泣いているのに気づいた。


可笑しいよね………涙腺なんて切っておいたんだけど……心なんて捨てたのに


ホントダメだなぁ……

貴「ありがとうキルア……」ポロポロ……

キ「おっ……おう……/////」

そっぽ向きながらぎこちなく手をギュッって強く握ってくれたキルア。




嬉しい……

ーずっと繋いでいてねー……

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設定タグ:HUNTER×HUNTER , 短編集 , ゴン多め   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:武果|´-`) | 作成日時:2018年1月9日 0時

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