天才医師の難病【トラファルガー・ロー】 (ページ38)

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37話　ローside ページ38

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　「一緒に住まないか」レオン屋の兄貴から出た言葉
　俺は、何故かその言葉がひどく引っかかった

A「俺は…島に戻る」

ロー「ﾎｯ))……」

　!! ホッ? ホッて何だ…

「そうか…。残念だ」

A「悪いな…」

「いや、いいんだ。お前がそうしたいなら」

A「ああ。じゃあな、兄貴」

　そう言ってほほ笑むレオン屋
　その笑顔が、キレイに思えた

　俺は今まで女に興味が無かった
　ほとんどの女が身体目的で俺に近づいてきていたからだ
　だが、レオン屋は違った。俺を何とも思っていないようだと思えば"男"として俺を見ている

　ログが溜まるのを待っている間、治療の間に俺はどうやらレオン屋を"女"として見ていたようだ
　我ながら意外すぎる

A「おい、トラファルガー」

ロー「! あ、ああ。なんだ」

A「なんだ。じゃねェよ。さっさと退くぞ、この島には海兵がまだ居るんだ。お前ら海賊が見つかれば厄介だろうが阿呆」

ロー「!! あ、阿呆…?!」

ルフィ「ししししし。行くぞ～!! トラ男!」

サンジ「Aちゃ～～～～～～んっ!!!! 裸足じゃ歩くの辛いでしょ～～! 俺が運んであげるゥ～～～～～～～♡♡」

ロー「!」

　黒足屋の行動に"嫉妬"というものを覚えた
　黒足屋を押しのけて返答待たずにレオン屋を抱きかかえる

A「!? おい!! おろせ、トラファルガー!!!」

ロー「暴れるな。黙って運ばれろ」

サンジ「このクソ外科医ぃぃいいいい!!!!」

ゾロ「諦めろ、クソコック」

サンジ「んだと、クソマリモ!!」