天才医師の難病【トラファルガー・ロー】 (ページ25)

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24話ページ25

サンジ「お、俺がレディを…! 蹴っ、蹴っ……!! ぁぁああああああああ!!!」

A「……。今、何時だ」

レイ「13時です」

A「一度、休憩にしよう。14時に、もう一度ここだ」

「「おう／了解／はい」」

　席から立ち上がり、院長室へ戻る
　着ていた白衣を洋服掛けにかけ、ネクタイを緩める

　机に置いている電伝虫を手に取り、ある所につなげる

『……はい』

A「俺だ」

『これは、Aさん! お久しぶりです!! どうかしましたか?』

A「ああ、ちょっと頼みたい事があってな」

『頼みたい事…?』

～☆～

　14時少し前。スタッフルームに入るとほぼ全員が揃っていた

A「少し早いが、始めよう」

レン「ああ…」

A「率直に言う。俺は、アイツ等の思い通りにさせない」

レン「どうするつもりなんだ?」

A「これを見てくれ」

　中央の机に紙を広げる

レイ「これは?」

A「俺が5日後、姉貴の代わりに行く所だ」

ナミ「何でそんな物持ってるの!?」

A「"あるツテ"から……な。3階建てのホテルの1階でパーティは行われる。時間は約3時間程度」

　指をさしながら説明していく

A「そして、海兵の警備は……ここ」

　聞き出した警備配置を赤ペンで書き込む

A「当日、アルトワが1室だけ部屋の予約を取っている。それが、3階のこの部屋だ」

レイ「一番端っこの部屋…何か意図が?」

A「多分、パーティが終わると同時に俺はこの部屋に連れて行かれる」

ロー「!」

A「おそらくは……初夜が狙い。……この後の作戦を立てたい」

ロー「作戦?」

A「アイツ等を潰すんだよ……!」