天才医師の難病【トラファルガー・ロー】

15話 ページ16

カイ「暇ァ〜〜」

A「いい事だろうが。夜間急患が居ないんだぞ」

カイ「でもォ」

A「はいはい」

　あれから1か月が経った
　海賊もめげずに見舞いに来ていた

＿＿＿ビーーー!!! ビーーー!!!

「「!!?」」

カイ「302号室の警告音…」

A「ベータブロッカー持ってこい。いいな」

カイ「あいあーい」

　カイに支持を出して走って病室へ向かう

〜☆〜

「船長!!」

A「!? まだ居たのか!」

シャチ「あ、ああ。今、帰ろうと思ってたんだ」

カイ「ハァ…持ってきたよ〜」

A「よし」

　カイからベータブロッカーを受け取り、投与する
　荒れていた呼吸は徐々に落ち着いた

シャチ「な、何が…!」

A「ああ、心臓ぜんそくだよ。スモーキンの患者は必ずコレなるから」

カイ「ベータブロッカーで収まるけどねェ〜」

シャチ「……だ、大丈夫なんだよな」

A「ああ、問題ない。コレが起きたから……ざっと後1週間かな」

シャチ「!! 意識が戻る目安がたてれんのか!?」

A「心臓ぜんそくが起こってからは約1週間で意識が戻る事が多い。希望持ってろ」

シャチ「お、おう!!」

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