堕ちた海軍大将２【トラファルガー・ロー】 (ページ10)

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第58話ページ10

ロー「……」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「…お前、怒ってるだろ」

ロー「……」

　結果、鬼哭に巻いている赤いひもでチョッパーの持っているリュックを縛った
　ブランとキーホルダーのようにぶら下がっている

ロー「さっきの2人組の刺客で分かる通り、シーザー屋はお前達と白猟屋のG-5を消し去りガキ共を奪い返すつもりだ。それが達成されるまで奴の攻撃は止まない」

A「あ、スモーカーの前では、私とローとの関係は内緒で。これが理由で海軍辞めただなんて知れたら何かヤダから」

「「はーい」」

ロー「シーザーは4年前の大事故で犯罪者に成り下がった元政府の科学者。立入禁止のこの島に誰かが居るという事実がもれれば、アイツはこの絶好の隠れ家を失う事になる。だから、お前らを全力で殺しに来る」

ウソップ「……!!!」

ロー「懸賞金3億ベリー。殺戮兵器を所持する。"ガスガスの実"自然系の能力者」

　3億? 私と一緒じゃないか
　って事はそれなりの実力があるって事でいいんだな

ナミ「3億…!!?」

ロー「覇気を纏えない物は決して近づくな。只の科学者じゃない」

ルフィ「こっちで覇気使えんのは俺とゾロとサンジとAと…あとお前だろ」

ロー「まァ、十分だ。俺は一足先に研究所へ戻る」

A「で、その"Ｍ"を私達とローで"誘拐"すればいいんだな? ていうか刺客なんて来てたんだな」

　爆睡してたから全然、気づかなかった

ロー「そういう事だ」

ナミ「誘拐して誰から身代金取んの?」

ロー「目的は金じゃない。"混乱"だ」

「「!?」」

ロー「成功してもいねェのにその先の話を今する意味はない。とにかくシーザー・クラウン捕獲に集中しろ。決して簡単じゃない」

A「まァ、相手は私と同じ自然系だからな…」

ロー「俺の計画は、その時にゆっくり全員に話す。ただし、シーザーの誘拐に成功した時点で事態はおのずと大きく動き出す。そうなるともう……

　引き返せねェ…!!! 考え直せるのは今だけだが?」

ルフィ「大丈夫だ。お前らと組むよ!!」

ロー「なら、俺もお前達の要求をのむとする。残りの仲間も説得しとけ」

ルフィ「ああ、分かった」

A「ロー……。その計画に"アイツ"は居た方がいいのか?」

ロー「……そうだな…。多い方がいい」

A「分かった」