堕ちた海軍大将２【トラファルガー・ロー】

第97話 ページ49

サンジ「元気になったんだね〜〜、Aちゃーーん!!」

A「あァ、すまなかったな」

サンジ「ぜぇんぜんっっ!! 俺は元気なAちゃんが見れただけで、嬉しいよーー!」

A「そ、そうか…; 私は部屋に居るから。ローが探してたら教えてやってくれ」

サンジ「はァーーい♡」

　あ、多分 教えるつもりないんだろうな
　野郎には興味ない人だから

〜☆〜

　あの白いワンピースから着替えるのもメンドくさく、そのままの格好で本を読み漁る
　古代文字の解読にチャレンジ中だ

　ロビンに聞けばいいのだが、自分でやりたい。人に聞くのはそれからだ
　黙々とノートと本を開いて書き写しては覚え、を繰り返す

ﾁｮｯﾊﾟｰ「おーい! A!!」

A「! チョッパー、どうした?」

　気が付くと、チョッパーがすぐ横に居た

ﾁｮｯﾊﾟｰ「今、ルフィとモモとウソップで隠れんぼしてんだ!! 隠れさせてくれ!!」

A「別にいいが…、隠れるような場所なんてないぞ?」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「え!? うーん……。あ、服の中! いいか!?」

A「別に構わないぞ」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「よし! ありがとう!!」

　どうせ、足元のあたりに隠れるんだろうな

A「!! ちょっｗｗｗくすぐったいｗｗｗ」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「我慢してくれ〜…。よし、ここでいいや!」

A「おいおいｗ」

　服の中で膝の上に座り、抱き付いている状態だ
　ちょっｗ地下肌くすぐったいｗ

ロー「おい、A…」

A「お、ロー」

ロー「…………………………!!」

A「?」

　なんか嫌な予感

ロー「その…何というか……ありがとう…!」

　盛大な勘違いしてらっしゃる!!
　いや、間違ってはないけども!!

A「落ち着け。この中身はチョッパーだ」

ロー「トニー屋?」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「……;;;; 悪い、隠れてる…(殺されるゥゥウウ!!!)」

ロー「そうか…」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「!!」

　服の上からチョッパーの頭を撫でるロー

A「父性本能?」

ロー「さあ?」

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