堕ちた海軍大将２【トラファルガー・ロー】 (ページ34)

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第82話ページ34

A「……っ」

ブルック「あ。皆さん!! Aさん、起きられましたよーー! ヨホホホ」

ルフィ「おう! 起きたところで悪ィんだけどよ…海に落ちた3人、引きあげてくんねェか?」

A「海に落ちた…3人?」

　誰が落ちたんだ?
　見た限りじゃ全員居るし…能力者も海兵も子供も

ロー「バッファローとベビー5、シーザーだ」

A「ん。分かった、ちょっと待て」

　起き上がって、海の方へ歩く
　沖へ落ちたらしいが…

ナミ「能力者なのに引き上げるの?」

ルフィ「まァ、見てろって!」

A「…………」

　水の声を聞いて場所を探る
　大分、底へ沈んでる…海流を作り出して岸へ岸へ連れて来る

A「そうか。そうか…。よし、ここでいい」

「「?」」

A「"水柱"!!」

　3人を押し上げる
　そのまま陸へ墜落

ｽﾓｰｶｰ「海楼石で縛っとけ」

「「いえっさー!」」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「A! 傷の治療しよう! 傷口診せてくれ!!」

A「あァ、ありがとう。チョッパー」

　コートを脱ぐと石に戻った
　そのままシャツのボタンを外す

　ヴェルゴに指銃を受けたのは横腹
　前を全開にして右側をチョッパーに診せる

ﾁｮｯﾊﾟｰ「出血が少ないな…消毒して包帯を＿＿あ、風呂入るか?」

A「ん? あァ、そうだな」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「じゃあ、消毒だけにしよう! 後で解毒薬打つから、その時に包帯もまくよ」

A「ああ。ありがとう」

ロー「さっさと前閉めろ」

A「はいはい。じゃ、風呂入って来る……」

　座っていた岩から立ち上がるも膝に力が入らずカクンと崩れる
　膝に手をついて力を入れなおす

ﾁｮｯﾊﾟｰ「大丈夫か!? 熱も下がってないし、無理しない方がいいぞ!!」

A「ああ…ありがとう、チョッパー」