堕ちた海軍大将２【トラファルガー・ロー】 (ページ27)

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第75話ページ27

ロー「アアアアア～～～～ア!!!!!」

A「!! 食い尽くせ! お前らァ!!」

　水で作り上げた動物を向かわせる
　体力が残り少ないが気にしない

　六式、毒、能力。この３つで相当体力を使っている

ヴェルゴ「無力」

A「!?」

　この気の持ちようじゃ…強い人形は作れんか…!
　3体全て打ち砕かれた

ヴェルゴ「＿＿今、取り込み中だが。…今じゃなきやイカンかね…。スモーカー中将…!!!」

ロー「ハァ…ハァ…」

ヴェルゴ「どの道、キミの口封じもするつもりだが」

ｽﾓｰｶｰ「早い方がいいね…。視界に入るゴミクズを眺めてんのもやなもんだ…。海賊ヴェルゴ!!!」

A「ス…モーカァ……!!」

　痛む横腹を抑え、柵を頼りに立ち上がる

ｽﾓｰｶｰ「なんだ? この物騒な部屋は……!!」

ヴェルゴ「君は知らなくてもいい事だ…!!」

ロー「……!! スモーカー………!!」

ｽﾓｰｶｰ「ヴェルゴ、お前の真実は部下達には知られたくねェな…。あいつ等お前をまるで親の様に慕ってやがる。こんな裏切りはねェ……」

ヴェルゴ「もう手遅れだろう。ついさっき、アイツ等には会って来た」

ｽﾓｰｶｰ「……!! 何をした!!!」

ヴェルゴ「さァな」

ｽﾓｰｶｰ「ヴェルゴォ!!!」

A「…………」

　柵を伝ってローの元へ向かう

ヴェルゴ「熱くなるじゃないか、スモーカー君……!! まさか、あの海軍のはみ出し者達を心配しちゃあいまい…。基地長の私が何をしようと、勝手だろう」

ｽﾓｰｶｰ「……!!!」

A「ハァ…ハァ……。(助太刀するぜ、スモーカー……!!) クラウド…スコール……!!」

ヴェルゴ「!!! 雨……!?」

ｽﾓｰｶｰ「…余計なマネを……!!」

A「ただの雨じゃねェぞ……。100％の確率で刃と化す雨だ…!! スモーカーは煙だしな」