堕ちた海軍大将２【トラファルガー・ロー】 (ページ26)

今日:17 hit、昨日:1 hit、合計:168,867 hit

第74話ページ26

A「! これは…」

　茶ひげマフラーに挟んである紙切れ
　引き抜いて広げると研究所の地図だった

A「持ってんじゃねェか…!!」

茶ひげ「あァ!? 何か言ったか!?」

A「……どうせ死ぬなら」

　そうだ。猶予が2時間
　こんな短い時間で逃げれるかは置いといて…死ぬならローと一緒が良い

　縁起でもないが、それがいい

A「子供、頼んだ!」

ナミ「ちょっとA!? どこ行くの!?」

A「SAD製造室。同盟組んだんなら、協力しなきゃな」

ナミ「待っｔ((A「剃」ああああ!!」

ウソップ「心強い味方が1人減ったァ～～～!!!」

～☆～

A「ハァ……ハァ……!」

ロー「!!!」

A「ハァ……ハァ…。やっぱり、一緒に居ていいか?」

ロー「当たり前だろ…!」

　剃を使って最速でSAD製造室へ向かい、着いた
　しかし、すでにローとヴェルゴの戦闘は開始されていてローはボロボロだった

A「剃。嵐脚"白雷"!!」

ヴェルゴ「!? っぅ」

ロー「ハァ…ハァ…。"ROOM"!!! "シャンブルズ"!! 戻れ心臓」

　能力によってパッとローの手元に心臓が戻る
　しかし、ヴェルゴの前に立っていた私だったがヴェルゴによって左へ蹴飛ばされる

　その瞬間、ローに一蹴り
　柵へぶつけ、心臓を握る

ロー「うわああァアア!!! ハァ……ハァ…」

ヴェルゴ「……」

A「っ…! (体が…痺れて……!)」

　すぐに立ち上がろうと膝に力を入れるも、体が麻痺して上手く力が入らない
　鈍い音がしたかと思うとヴェルゴは武装色の覇気でローを殴っていた

　何も出来ないのが…悔しい

ロー「ハァ、ハァ…。"ハウンターショック"」

A「!! 雷?」

ヴェルゴ「…………。……ジョーカーから伝言がある…。「残念だ」と…!!!」

ロー「(…効かねェか……!!!) シーザーから心臓を奪い返す算段はついてた…。……お前の登場だけが誤算だった。ヴェルゴ」

ヴェルゴ「「さん」だ」

ロー「うァァアアア～～～っ!!!!」

A「…! 嵐脚"乱"」

ヴェルゴ「!!」

A「っ…!」

　避けるか…あれを…!!

A「ハァ……ハァ…。っ、水人形"水龍" "水虎" "水狼"!!」

ヴェルゴ「ほォ…このわずかな空気の中の水蒸気でこれだけの大きさで３体も作り上げるとは…。だが、お前の体力も残り僅かのはずだ」

A「ハァ…ハァ…!」