堕ちた海軍大将２【トラファルガー・ロー】

第72話 ページ24

ロー「ここに居る全員に放しておくが」

「「!?」」

ロー「八方 毒ガスに囲まれた、この研究所から外気に触れず直接 海へ脱出できる通路が1つだけある!!! 「Ｒ棟66」と書かれた巨大な扉がそうだ!!」

「「!?」」

ロー「俺は殺戮の趣味はねェが、猶予は2時間!! それ以上この研究所内に居る奴に命の保証はできねェ!!!」

「「ええ!!?」」

　何気に優しいよな
　退路を教えるなんてさ

ルフィ「研究所、どうにかなんのか?」

ロー「どうなるか分からねェ事をするだけだ」

ルフィ「ふーん、そうか!! じゃあ、まー
　とにかく行くぞシーザー!!! もう息なんか止められねェ!!! ブッ飛ばして誘拐してやる!!!」

侍「待っていろ、モモの助!!! 必ず助け出す!!!」

ナミ「手分けして子供達を見つけて片っ端から、その通路へ誘導しましょう!! ゾロ あんた1人じゃ駄目よ」

ゾロ「あァ!?」

ｽﾓｰｶｰ「「G-5」!! お前らは誘拐されたガキ共を回収しつつ「R-66」の扉を目指せ!!! 港からタンカーを奪い「パンクハザード」から脱出する!!!」

「「ウオォ〜〜〜!!!」」

ロー「俺は行くが…。どうする? "水龍屋"」

A「そうだなー…。ロビン達と子供助ける、先に行け"トラファルガー"」

　同時に回れ右してお互い背を向ける

ロー「……久しぶりだな、この感覚」

A「そうだな」

ロビン「A、下に行きましょ」

A「あァ」

　そのまま振り返らずロビンと共に下に降りる

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