堕ちた海軍大将２【トラファルガー・ロー】 (ページ21)

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第69話　ローside ページ21

ﾌﾗﾝｷｰ「ゲホ!! ゲホ!! おいこらトラファルガー!! 煙がこっち来たじゃねェか!!」

ロー「お前がやったんだろう」

ﾌﾗﾝｷｰ「おめェがやらせたんだよ!!」

　風の向きも読み通りだ
　これならいける

ルフィ「ゲホ! ウエッホあはははは。何やってんだよ!」

A「ゲホッ!! 煙い…!」

ロー「さて」

　能力で鎖を切って起き上がる

A「え!?」

ロー「これで映像電伝虫には映らねェ……」

ルフィ「えーーーー!!?」

ロー「すぐにはバレずに済みそうだ…」

ルフィ「何だお前……、どうやって"海楼石"の鎖取ったんだ!!?」

ロー「なに、初めから俺のはただの鎖だ。能力で簡単に解ける」

　鬼哭とAの水龍をこちらに移動させる

ルフィ「えェ!?」

ロー「俺が何ヵ月ここに居たと思ってんだ。いざって時に、すり替えられる様に普通の鎖を研究所内にいくつも用意しておいた。何かの間違いで俺が捕まった時"海楼石"だけは避けられるようにな…」

ルフィ「うおーーー!! 自由だ～～～!!!」

ロー「叫ぶなバカ!!」

A「……フゥ…よし」

　後は、白猟屋と女海兵だが…

ロー「さァ、お前らを…どうしようか……。少し知りすぎたな」

「「！」」

ロー「お前らの運命は俺の心１つ…」

ｽﾓｰｶｰ「どうするかは、もう決めてあんだろ。さっさと…。あァ!?」

たしぎ「え?」

　とりあえず体は返してやるか
　コイツ等には後々…役に立ってもらう予定だ

たしぎ「キャーーー!!」

ｽﾓｰｶｰ「何を女みてェな声出しやがって小娘が…」

A「正真正銘の女の子だよ」

たしぎ「は…早く鎖を解いて下さい。何でも言う通りにしますから…!!」

ｽﾓｰｶｰ「ふざけんな、たしぎィ!! 海賊に媚びてまで命が惜しいか!!?」

たしぎ「今は!! 土下座をしてでも命を乞うべきです!!! 私達がここで死んだら、部下も全員見殺しにし!! ヴェルゴ中じょ…ヴェルゴも、このまま軍にのさばらせる事になり…。子供達だって…」

A「はいはい。今の格好が恥ずかしいんだよね、よしよし」

たしぎ「Aさーん～～!」

ロー「女の方がいくらか利口だな。おい、白猟屋。お前を助ける義理はねェが、お前らが生きて帰る事でヴェルゴが立場をなくせば俺にも利がある。ただし、俺の話ジョーカーの話についてはすべて忘れろ」

A「忘れさせてやろうか?」

ロビン「目が笑ってないわよ」