堕ちた海軍大将２【トラファルガー・ロー】 (ページ18)

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第66話ページ18

たしぎ「スモーカーさん私…!! この気持ちどうすればいいのか…!!」

ｽﾓｰｶｰ「お前の予想が最悪の形で的中したな。＿＿つまり、ガキ共を連れ去った"誘拐事件"はコイツの手で"海難事故"にすり替えられていたという訳だ」

A「よりによって…基地のトップが不正の張本人とはな。「G-5」らしいと言っちゃそうだけど…軍の面子は丸潰れだな。もう、関係ないけど」

ロー「お前らが気づかねェのも無理はない…!! ヴェルゴは海軍を裏切ったわけじゃねェ」

「「!?」」

ロー「元々奴は海賊なんだ。名を上げる前に"ジョーカー"の指示で海軍に入隊し、約15年の時間をかけて１から階級を上げていった。"ジョーカー"にとって、これ以上信頼できる海兵は居ない」

　何で…そんな事を知ってるんだ?

ロー「ヴェルゴは初めからずっと"ジョーカー"の一味なのさ…!!」

　"ジョーカー"…
　何度か聞いた名だな、闇の仲買人だったか

ｽﾓｰｶｰ「"ジョーカー"…確か裏社会の仲買人の名だな…。…自分が情けねェ…こんな近くのドブネズミの悪臭に気づかねェとは…!!」

　お、あってた

ヴェルゴ「そう悲観せず…。優秀な"白猟"の目をも掻い潜った。ドブネズミを誉めてほしいもんだ、スモーカー君。お前が本部から転属してきた日から最大限に警戒網を張ったよ。そのストレスから今日、解放されると思うと嬉しいね」

A「なァ……ヴェルゴよォ…」

ヴェルゴ「?」

A「お前、ここに何時来たんだ?」

ヴェルゴ「少し前さ。30分も経っていないはずだ」

A「あーそう…」

　じゃ、聞いても意味はなさそうだな
　あのホルマリンに何か混ぜたか聞こうと思ったんだが…

ルフィ「おい、トラ男。さっき言ってた"ジョーカー"って誰だ?」

ロー「……。俺も昔……そいつの部下だった…」

「「!?」」

ロー「だからヴェルゴを知ってる。"ジョーカー"とは闇のブローカーとしての通り名だ。だがその正体は世界に名の通った海賊。「王下七武海」の1人…」

ｽﾓｰｶｰ「!?」

ロー「"ドンキホーテ・ドフラミンゴ"だ!!!」

「「!!?」」