堕ちた海軍大将２【トラファルガー・ロー】 (ページ2)

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第50話　ローside ページ2

「あァ、聞いたか……? 早速死んじまったぞモネ!!」

モネ「そう。それは期待外れ…。ローと同じ"最悪の世代"で政府が"黒ひげ"に劣らず危険視してる一味よ。「完全復活」なんて仰々しく記事になっていたから、もっと骨のある奴等かと…ね? ロー…」

ロー「……」

　殺し屋に"麦わら屋の一味"を殺すように言ったらしい
　それくらいじゃ死ぬたまじゃねェだろう

モネ「よく知ってるんじゃない? 2年前のシャボンディ、そしてマリンフォードであなたは"麦わら"と二度関わってる」

シーザー「なに?」

ロー「……」

シーザー「お前が呼び込んだって事じゃねェよな…」

　ガチャと銃を向けてくる
　怖かァねェがな。能力でどうにでも出来る

ロー「……玄関で鉢合わせるまで、アイツ等が研究所に捕らえられていたなんて知らなかったと言ったろう。知ってたら俺が警告してやった…
　部屋に閉じ込めたくらいで安心するなと…。お前らのその"甘さ"で俺は海軍を追い払えなくなったんだ

　ここがバレる事は俺にとっても都合の悪い事なんだぞ」

シーザー「……」

～☆～

シーザー「パンクハザードに滞在を?」

ロー「記録のとれねェこの島に来るのも苦労した。元政府の秘密施設だからな…。この研究所内には現在にも続く世界政府の研究のあらゆる硝石が残ってるハズだ。
　この研究所内と島内を自由に歩き回れりゃそれでいい。こっちもお前の役に立つ何かをする。互いにつまらねェ詮索はしない

　勿論、俺がここにいる事も他言するな。「JOKER」にもだ」

シーザー「!? 訳知りじゃねェか。…なぜそこまで知ってる」

ロー「何も知らねェド素人が飛び込んでくるのとどっちがいい?」

シーザー「シュロロ…!! 成程、同じ穴のムジナってヤツか。信用は出来ねェが害はねェかもな。なあ、モネ」

モネ「"北の海"出身、"死の外科医"能力は「オペオペの実」医者なのね。この島には毒ガスに体をやられた元囚人達がたくさんいるけど、治せる?」

～☆～

シーザー「仲間を呼び込むなら、もっとうまくやるよな。わざわざ政府に媚びて、"王下七武海"にまでなりこの島に来た男が、話の拗れる様なマネするハズもねェ。悪かったな」

　なんだ、コイツ謝れるんじゃねェか←

ロー「さっき、ガキ共が放っといても帰って来ると言ったが…?」

シーザー「あァ…。毎日、ドラッグキャンディを与えてる」

ロー「趣味の悪ィ男だ…誰かを思い出す…」

モネ「戦闘は?」

ロー「必要なら呼べ…! 誰の首でも獲ってやるよ…!」