堕ちた海軍大将【トラファルガー・ロー】 (ページ50)

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第48話ページ50

ロビン「何なのこの腕力!!」

「わーー!! シンドやめてー!!」

「こんな乱暴なシンド見た事ないよ!!」

ウソップ「巨人族の子なら腕力もこのくらいあるだろ!!」

ﾌﾗﾝｷｰ「ここまでかァ!?」

　巨人族の子なら納得がいく
　だが、こいつ等は普通の子供。「誘拐」された子供達

A「コイツ等は巨人族じゃない」

ナミ「え!?」

A「おそらく、全員元々普通の大きさだったはずだ…」

「そうだよ! ねェ僕達大きくなる病気じゃないの!? それ以外どこも悪くないよ!!」

「ここにいる時間が長い子達程、体が大きいんだ…!!」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「そんな!! 普通の人間が巨人族の様になる病気なんてないよ!! デカい奴は始めからデカい!! …じゃあ、脳下垂体のホルモンが異常高進してるのは…元々じゃないんだ…だったらこの子達…"実験"されてる…!!!」

　実験…デカくなる実験…
　ベガパンクがマウス実験していたやつか? 昔からそれは政府がやってるが…

ﾁｮｯﾊﾟｰ「何がしたいんだＭってやつ…!! こんな幼い子達をドラッグで抑えつけて……!!!」

ルフィ「おい、やっていいか!!?」

ウソップ「駄目だ、ルフィどけ!!!」

ナミ「ウソップ、傷つけないで!!」

ウソップ「わァってらバッキャロー!!! "必殺"!! "爆睡星"!!!」

　ウソップが撃った弾はボワッと煙を出し子供達が眠る
　睡眠ガスのような物か

ナミ「やっぱり誘拐された子達だったのね…」

A「親が探してる…海兵だった時に捜索した事がある。この島は立入禁止の島だから、探さなかったけど…」

ナミ「灯台下暗しね…」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「コイツ等かわいそうだ…!! 家に帰りたがってた。…親に会いたがってた! ……助けてやろうよ!!!」

ルフィ「んー…じゃあ全員親の所へ送り届けてやるか…!!」

A「バカ、簡単に言うな。問題は山積みだ」

ロビン「そうね。それにまだ全てが予想でしかない…元凶に尋ねなきゃ何も確定しないわ!!」

ルフィ「マスターって奴か…。でも今、ゾロ・サンジ・ブルックはサムライ探しに行っちまったし。まーいいか、俺達はさっきの研究所に行こう!! "Ｍ"に会いに!!」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「俺はここで待つよ…! 本当は俺"Ｍ"ったやつが許せねェ。ぶっ飛ばしてやりてェけど、子供達が心配だ……看てなきゃ」

ナミ「そうね! そ…そう! じゃ、私も残る!!」

ウソップ「おめェナミ汚ねェぞ、コエェんだろ!!!」