堕ちた海軍大将【トラファルガー・ロー】 (ページ41)

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第39話ページ41

「うわぁ…!」

A「! 大丈夫か!?」

ﾌﾗﾝｷｰ「…くそ、やっぱアテもなく連れ出すのは無謀だったか…!! この体だと全然寒くねぇが…」

　子供達がブルブルと寒さに震えている
　鼻の頭と手足の指先が赤くなっている。大分寒いんだろうな

　私の服も濡れている部分が氷ってしまっている
　能力で水分だけを取り除けばいいのだが薬品が混じっているとそれは出来なくなってしまう

ﾌﾗﾝｷｰ「＿＿とはいえ、こんな所にあったけェコートなんかねェし…!! どっか山小屋でも見つからねェか…!!?」

サンジ「あとカメラと…鏡と!!」

ナミ「あんた縛り上げるわよ!!?」

A「雪で景色がドンドン変わっていく…戻ろうにも危ないしな」

「かくなる上は…おのおの方…!! 頭上に葉っぱをのせよ!!」

　生首!? とか最初は思ったがローに斬られたなら納得する←
　ちょっと怖いが…

ﾌﾗﾝｷｰ「あ!? 何言ってんだ、こんな時に!! ガキが凍えて倒れてんだよ!!」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「それに、この島草木１本生えてねェ葉っぱもねェよ!!」

「では代用に石でも構わぬ、急げ!!」

A「その命令口調ムカつくんだが」

～☆～

サンジ「やったぞ、これが何だ!!」

ﾌﾗﾝｷｰ「寒くなくなるまじないなんてウソくせェマネしやがったらハリ倒すぞ!!?」

「"ドロン"!!」

　生首…まァ以後、侍としよう
　侍がそういった瞬間何処からともくコートや手袋といった防寒具が出てきた

「「!!」」

「え～～～～!!?」

「コートが出てきた～～!! クツも!!」

ナミ「何で!? 何したの?」

「わー暖かい～!!」

侍「拙者、実は…"世にも珍しき果実"を食し、以来己・他人を問わずいかなるものにも変装できる妖術を使えるようになったのでござる!!
　異国の服はよく存ぜぬがこれでよいか? 注意しておくが妖力ゆえその服は脱げば消える」

A「悪魔の実の能力者だったのか…この侍もどき」

侍「もどきではござらん!!!」

ﾌﾗﾝｷｰ「しかし、おめェ…!! こんな事できるなら初めからやれェ!!!」

　と侍を殴るフランキー

侍「ウヌゥ…!!! ……しかし、せっかくの乳バンドと何気ない色気を放つ黒髪美人の方の服をおおい隠すのが惜しく!!!!」

ナミ「! アホかァ!!!」

A「最低だな。そういうのはアイツしか受け付けないぞ」